MasterCard、アジア太平洋13カ国の個人旅行及び海外出張傾向を発表
※この資料はシンガポールで2006年9月7日に発表されたリリースの抄訳です。
「MasterIndex(TM)」海外旅行傾向
中国への海外出張が依然最多
~安全性に対する懸念はあるものの、旅行市場は依然として活況~
MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、アジア太平洋13カ国 注1(オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)の市場の個人旅行及び海外出張傾向を発表しました。これはMasterCard Worldwideが年に2回実施する消費者意識調査、「MasterIndex」海外旅行傾向予測を分析したもので、調査によると、アジア・太平洋地域では地域間の旅行が引き続き多く見られています。
MasterCard Worldwide、アジア太平洋地区の経済アドバイザーを務めるユワ・ヘドリック・ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong) は、「中国がハブとなっているアジア太平洋地域のサプライチェーンの効率化と中国国内市場の成長が、中国出張の増加に反映されています。中国への出張の増加は、他の地域への出張のニーズを生み出し、他のアジア諸国にとってもプラスの結果をもたらすものとなっています」と分析しています。
<個人旅行の傾向 注2>
■ 個人旅行の渡航先として、83%が、アジア太平洋地域を選択しており、次に欧州(36%)、北米(18%)と続いています。国別では、6ヶ月前から若干下がったとはいえ、日本が23%、オーストラリアが21%と最も人気の渡航先として選ばれています。
■ 回答者の36%が、過去12ヶ月に海外旅行を経験しており、これは6ヶ月前、また1年前と同じ数値となっています。最も個人旅行をしているのは、過去4回の調査結果同様に、タイ(72%)、香港(64%)、シンガポール(60%)です。
■ 個人旅行において懸念する事項は、以前とさほど変わらず、1位:安全性(59%)、2位:パスポートの紛失(36%)、3位:言葉の壁(28%)となっています。
■ 個人旅行において優先させる活動は、1位:「観光」(59%)、2位:「ショッピング」(50%)、3位:「休息・リラクゼーション」(41%)となっています。
注1 2004年から新たにベトナムが調査対象に加わっています。
注2 回答者は複数回答を選択していることから、合計が100%ではありません。
(※以下、詳細は添付資料参照)