エーザイ、米ライガンド社と抗がん剤4品目で戦略的製品買収契約を締結
抗がん剤4品目の戦略的製品買収に関する契約を
米国ライガンド社と締結
エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)と米国事業会社エーザイ・インク(本社:ニュージャージー州、会長:清水初)は、9月7日(米国時間)、米国ライガンド社(本社:カリフォルニア州、社長:ヘンリー・F・ブリッセンバッハ)と、同社が現在販売中の主力抗がん剤であるCD25陽性皮膚浸潤性T細胞リンパ腫治療剤「オンタック」、再発性皮膚浸潤性T細胞リンパ腫治療剤「タルグレチン・カプセル」および「タルグレチン・ゲル1%」、AIDSにともなう表在性カポジ肉腫治療剤「パンレチン・ゲル0.1%」の4品目についての製品買収に関する契約を締結しました。
本契約の締結により、当社は4品目の全世界での独占的な権利を有することになり、契約発効と同時に販売を開始します。また、ライガンド社の一部の従業員についても移籍を予定しています。本契約による製品買収費用は2億5百万ドルです。
がん領域は多様な医療ニーズが存在し、今日最も革新が進んでいる領域です。当社は、がん領域を第V期中期戦略計画「ドラマティックリーププラン」において最重点領域と位置づけており、今回のライガンド社の抗がん剤4品目の戦略的製品買収は、自社開発抗がん剤の市場投入に先立ち、市場参入の第一歩となるものです。
当社は、有望な自社抗がん剤開発の加速やマーケティング力の強化など、がん領域における積極的な取り組みをグローバルに展開しています。今後とも、患者価値の創出をめざし、がん領域における製品ラインの拡充を図り、患者様とそのご家族のベネフィット向上に貢献してまいります。
なお、本契約は米国独占禁止法上の審査終了および他の移管条件が整い次第、発効します。
以上
※製品概要と用語解説、英文リリースは添付資料を参照