富士エレクトロニクス、米国ラティス・セミコンダクター社と販売代理店契約を締結
富士エレクトロニクス、米国ラティス・セミコンダクター社と販売代理店契約締結
独立系半導体商社である富士エレクトロニクス株式会社(東京都文京区、取締役社長 息栖清)は、このたび米国Lattice Semiconductor Corporation と販売代理店契約を締結しましたのでお知らせいたします。
Lattice Semiconductor Corporation(以下ラティス社)は、高性能プログラマブル・ロジック・デバイスと、その開発ツールの開発・設計・販売を行う、米国のファブレス半導体企業です。
ラティス社は、プリント基板上で電気的に書換え可能なインシステム・プログラミング・デバイスの世界的なリーディングサプライヤであり、最近ではパワーマネジメントや、クロック用のインシステム・プログラミング・デバイスもリリースしています。また、2002年からFPGA市場に参入し、現在90nmプロセスの製品を供給しています。
一方、富士エレクトロニクス株式会社(以下、当社)は、独立系半導体商社として競争力のある多種多様な外国製半導体を、1000社以上の幅広いお客様層にきめ細かく提供する営業・技術サポート体制を強みとして大きな成長をしてまいりました。
今回ラティス社の販売代理店となったことで、当社はFPGA/PLD 製品(注)をラインナップに加えることとなり、製品の発売タイミングが重要なデジタル民生機器分野や、大規模ロジック回路を搭載する情報機器や事務機分野、小ロット多品種をフレキシブルに生産する産業機器分野などにおいて、新規の客先開拓および既存客先への販売支援強化などが大きく図れるものと期待しております。さらに当社の既存の製品とのシナジー効果によりお客様への提案が更に充実したものとなることを狙っております。
当社は、米国ラティス社の日本法人であるラティスセミコンダクター株式会社とともに、国内市場のビジネス開発と販売強化のため強力な協業関係を築いてこのビジネスの成功を図りたいと考えております。
以上
(注) FPGA/PLD 製品:製造後でも論理動作をプログラムすることができるLSIの総称。回路規模や構成によりFPGA(Field Programmable Gate Array)とCPLD (Complex Programmable Logic Device) に大別される。
Lattice Semiconductor Corporationについて
Lattice Semiconductor Corporation は、1983年に設立された、米国オレゴン州ヒルズボロに本社を置く、高性能プログラマブル・ロジック・デバイスを主力製品とするファブレス半導体企業です。
ラティス社は最新論理設計ソリューションとして業界で最も広範囲のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、フィールド・プログラマブル・システム・チップ(FPSC)、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(CPLD)、プログラマブル・ミックスト・シグナル製品(ispPACR)、及びプログラマブル・デジタル相互接続製品(ispGDXR)を含む高性能プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、とその開発ツールの開発、設計、販売を行っています。また同社は業界をリ
ードするSERDES製品も提供します。
ラティス社は「更なるベスト」を集結し、高性能、不揮発性、そして低コストFPGA製品の幅広い製品ポートフォリオで、今日のシステム設計に包括的なソリューションを提供します。販売は世界の販売代理店網を通して行われています。主な顧客は通信、コンピュータ、周辺機器、放送機器、産業制御機器、医療機器分野などです。
同社は1989年にNASDAQに上場しました。2005年度の売上高は世界で約2億1千万米ドルでした。
Lattice Semiconductor Corporation
米国本社社長兼CEO:スティーブ・スキャッグス(Steve Skaggs)
米国本社所在地:アメリカ合衆国オレゴン州ヒルズボロ市NE ムーアコート5555番地
WEB Site : http://www.latticesemi.com
ラティスセミコンダクター株式会社
日本代表取締役:ジョン・チャールズ(John Charles)
所在地: 〒163-0807 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル
WEB Site : http://www.latticesemi.co.jp
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。