プジョー・ジャポン、パリモーターショーに「207 e pure」と「908」など出展
★Peugeot Information★パリモーターショー 2006
プジョーにとってパリモーターショーは、最新モデルを公開するだけでなく、ドライビングに対するプジョー独自の視点を来訪者の皆様にご紹介する場と考えております。3,800平方メートルの展示スペースには、相応のドライビングプレジャー、日常的に利用できる手軽さ、気持ちの高まり、高度な技術などプジョーのこだわりがそこかしこにちりばめられています。さらに、木や水、石といった天然素材がふんだんに使用されているため、会場の雰囲気は落ち着きと安らぎに包まれています。
2つある今回の展示の主要テーマは以下の通りです。
第一は「楽しさ(pleasure)」。
「楽しさ」は、908 RCと2007年ルマン24時間レースに挑戦するプジョー908に具現化されています。
第二は「環境」。
「環境」は車と環境の調和を目指すというプジョーの悲願であり、新技術の結晶として207 e pureが展示されます。また、この展示により、207シリーズに託された未来のボディスタイルが明らかになります。
パリモーターショーは、プジョー207の発表直後に開催されます。207はフランスおよびスイスで本年6月、それ以外の欧州市場では夏前に登場しましたが、現在は欧州以外の市場で発売が開始されているところです。発売から6カ月を待たずして、既に受注残は110,000台を超えており、この新型車に大きな関心が寄せられていることがわかります。
本年開催のパリモーターショーでは、少なくとも45車種とコンセプトカー4台が出展される予定です。ショーでは、プジョーがそのブランドコンセプトとして採用している「楽しさ」を実感できることでしょう。
207 e pure
プジョーは、燃料電池(FC)研究の成果を紹介するため、新しい207のボディラインを用い、このたび207 e pureを発表します。実際のところ、ピュアで表情豊かなシルエットをもつこの新技術が結実したモデルは、未来を予感させるものといえます。エンジン音のない静寂の中、風に髪をなびかせながらアクセルを踏んでも、有害な排気ガスは一切排出されません。
908
最も権威ある耐久レースであるルマン24時間レースに向け、プジョーはV12 HDi DPFSエンジン搭載の新型車を発表します。車は、技術および競技の両面で意欲的な課題を乗り越え、伝統を誇るこの耐久レースで勝利を収めるために設計されました。今回初登場となる908は、プジョー設計者の情熱と会社の熱意を反映するとともに、競技と環境への配慮は両立できるということを示しています。