河合楽器、限りなくアコースティックにこだわった木製鍵盤搭載のデジタルピアノを発売
限りなくアコースティックにこだわったデジタルピアノ
“ＣＡ９１”“ＣＡ７１”を発売
河合楽器製作所は、電子ピアノ“ＰＷシリーズ”をフルモデルチェンジし、“ＣＡ９１”および“ＣＡ７１”として、１０月２０日に発売します。
（※製品画像１あり）
▲カワイデジタルピアノ ＣＡ９１Ｒ
商品名 カワイデジタルピアノ
機種名
ＣＡ９１Ｒ／ＣＡ９１Ｃ
ＣＡ７１Ｒ／ＣＡ７１Ｃ
標準価格 オープン価格
発売日 平成１８年１０月２０日
このたび、木製鍵盤搭載で好評のデジタルピアノＰＷシリーズをフルモデルチェンジして、新たにＣＡ（Ｃｏｎｃｅｒｔ Ａｒｔｉｓｔ）シリーズとして２機種４バリエーションを発売します。ＣＡシリーズは、アコースティックのタッチや音にさらにこだわり、新木製鍵盤や響板スピーカーシステム（ＣＡ９１）を搭載、またモダンなデザインでありながらピアノらしさを取り入れるなど、さらなる改良を施しました。それぞれにローズウッド調（Ｒ）とチェリー調（Ｃ）の二種類の外装を用意し、インテリアにあわせてお選びいただけます。
◆特長
１．新木製鍵盤により、タッチ感、演奏性がさらにグランドピアノに近づきました。
ピアノと同様のシーソー構造を持ち、タッチ感が好評の木製鍵盤をさらに進化させました。主要部品であるハンマーの改良によりレスポンスが向上しました。さらに「指につく」という表現で形容される、「鍵盤の戻り感」が向上しています。
２．“音”が改良され、さらにグランドピアノに近づきました。
ＣＡ９１は、ピアノと同様の「響板」を備えた画期的な再生システムを搭載。
グランドピアノの豊かで深みのある音は、響板によって醸し出される音の成分が大きく影響しています。ＣＡ９１はグランドピアノと同様に、「響板」の振動による音の出し方を実現した画期的な再生システムを搭載。響板の他に、小型高性能スピーカーを計６個搭載し、楽器全体から音が鳴り響き、音質だけではなく、音の鳴り方までもがグランドピアノに近づきました。
ＣＡ７１は、従来に対してメインスピーカーをさらに追加
ＣＡ７１は１３ｃｍメインスピーカーを合計４個搭載。グランドピアノの迫力ある中低音も、余裕をもって再生可能です。また高音用のツイーターを、新たに高性能ドームツイーターとすることで、ピアノ独特の「繊細できらびやかな高音」という魅力をさらに引き出すことができます。
ダンパーペダル時のグランドピアノの壮大な音の響きを再現。
ダンパーペダルを踏んで演奏した際の、グランドピアノのボディの響きや、他の弦の共鳴音を再現した新ダンパー効果を搭載（ダンパーレゾナンス）。この新ダンパー効果は、通常のピアノの演奏方法と同じく、鍵盤を弾いた後でダンパーペダルを踏んでも効果がかかります。
最大同時発音数＝１９２音を実現
デジタルピアノとしてクラス最高の同時発音数を実現し、ダンパーを多用した演奏でも音切れの心配がありません。同時発音数の飛躍的向上もアコースティックピアノへの強い“こだわり”から生まれたものです。
３．ピアノらしさを取り入れたモダンデザインを採用
外観は格調高く、落ち着いたモダンデザインとし、スピーカーを意識させないデザイン処理を施しました。ＣＡ９１にはアップライトピアノと同じ親板スタイルを採用。また楽譜が滑りにくいように人工皮革貼りを施した譜面受けを採用するとともに、譜面台と鍵盤の位置関係がグランドピアノに近く、グランドピアノ演奏時と同様の姿勢で弾くことができます。
４．豊富な内蔵曲がさらに豊富に
レッスン曲として、従来より内蔵されている教則本のバイエル、ブルクミュラー、チェルニー全曲に加え、初級～中級向けのソナチネアルバム、バッハインベンション全曲を追加しました。さらにピアノ楽譜集付属のクラシカルピアノコレクションを追加。これらを含め、ＣＡ９１＝４９６曲、ＣＡ７１＝４９４曲という豊富な内蔵曲が搭載されています。
◆主な仕様（＊添付資料参照）
◆販売目標：初年度 ５，０００台（国内）
（※製品画像２あり）
▲響板スピーカーシステム