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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.07.Fri
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2007'03.09.Fri

日本アビオニクス、温度フィードバック制御方式の樹脂加工装置「熱カシメユニット NCU-15」を発売

樹脂製品の熱カシメや溶着に新ラインナップ

温度フィードバック制御方式樹脂加工装置

「熱カシメユニット NCU-15」発売


 日本アビオニクス株式会社(社長:鈴木泰次、資本金:51億45百万円)は、電子機器や部品の組立てに広く使用されている樹脂の熱カシメや溶着作業を高速かつ高品質で行う温度フィードバック制御式の「熱カシメユニット NCU-15」を平成18年9月末より販売致します。


< 発売のねらい >
 近年電子機器の小型軽量化、形状の複雑化に伴い樹脂部品の使用が増加しており、その加工や組立てにおいて熱カシメ、溶着など樹脂の加工技術が重要となっています。また、家電、自動車、パソコンなどに使用されている樹脂部品はリサイクル化の加速によりその取付け方法がネジ止めから溶着へと移行しております。

 当社の瞬間加熱電源は長年にわたり電子部品のハンダ付けや熱圧着の制御ユニットとして好評を戴いておりますが、その技術を樹脂加工に応用した「温度フィードバック制御式の熱カシメユニットシリーズ」にこの度、新製品NCU-15が加わりました。

 新製品NCU-15は、小型、汎用性を特長とするハンディタイプの従来製品NCU-10に対し、多点同時溶着による高い生産性と新加熱機能の追加による高い溶着品質を特長とします。
 新製品は電源の定格容量を従来品の10倍にアップさせることにより、一度に多数個所の溶着を可能にすると共に樹脂凝固後に僅かな時間加熱するアフターヒート機能の追加により、樹脂と加熱ツールの剥離をより円滑にし、糸引きのない高い溶着品質を得ることが出来ます。
 また、基本性能は従来品同様に温度制御にフィードバック方式を採用し、優れた温度精度と再現性を実現し、環境や経時変化による温度変動のない安定した溶着品質が得られます。

< 備考 >
 瞬間加熱電源とは、ヒータチップと呼ばれる加熱体を予め設定された「温度と時間」に従い瞬時に発熱させる制御ユニットです。瞬間加熱方式は加熱体に常時熱を加える常時加熱方式と比較して
 (1)加圧したまま加熱、冷却ができるので安定した溶着形状が得られます。
 (2)焼けなどの熱影響を低減し、優れた接合品質が得られます。
 (3)温度の立上がり時間を制御可能です。
 (4)省エネ&安全です。

< 概要 >
 商品名       型名            標準価格(税別)
 熱カシメユニット  NCU-15/NT-15  467,000円
 熱カシメユニット  NCU-15/NT-35  471,000円

< 主な特長 >
 温度フィードバック制御方式の採用により優れた温度精度と再現性を実現

(1)優れた温度精度
 リアルタイムに温度フィードバックをかけることによりオープン方式と比較し格段に優れた温度精度を実現しました。これにより微小部品の熱カシメや注入口の気密封止等においてオーバーシュートによる溶け過ぎを防止し、優れた溶着が得られます。
 高精度の温度制御に加え、温度の立上り時間、加熱保持時間を可変できるので、材質、大きさ、形状毎に最適な溶着条件を設定することにより、糸引き、焼けの原因となる過熱を防止します。
 また、冷却においてもヒータチップの温度が設定値に下降するまで監視する機能により、凝固するまで確実に樹脂を保持することができます。凝固後に僅かな時間加熱するアフターヒート機能により、加熱ツールと樹脂の剥離をより円滑にし、糸引き等の変形を防止します。
 更に、樹脂に接するヒータチップは付着を防止する処理を施していますので長寿命で保守性にも優れています。

(2)優れた加熱再現性で安定した品質 
 温度フィードバック制御により環境や経時変化による温度変動に影響されない優れた加熱再現性を実現し、安定した品質が得られます。

(3)多彩な加熱冷却機能で糸引き、焼けを防止

(4)省エネと安全性  
 本方式の瞬間加熱方式は加熱時のみ通電する方式なので省エネと経済性に優れています。
 また、温度異常、熱電対断線、トランス過熱等のエラー検出機能により高い安全性を確保しています。

(5)他工法と比較した優位性
 常時加熱方式:1)加圧したまま加熱、冷却ができるので糸引きを防止
        2)焼けなどの熱影響を低減し優れた接合品質
        3)省エネ&安全性
 ネジ止め方式:1)ネジ等の部品が不要でリサイクル化が容易
 超音波工法 :1)振動による周辺部への影響がなく粉塵も発生しない


-以上-

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