塩野義製薬、早発排卵防止薬「セトロタイド(R)注射用0.25mg」など発売
早発排卵防止薬「セトロタイド(R)注射用0.25mg」「セトロタイド(R)注射用3mg」
(一般名:酢酸セトロレリクス)の発売
塩野義製薬株式会社(本社:大阪市、社長:塩野元三)は、早発排卵防止薬「セトロタイド(R)注射用0.25mg」「セトロタイド(R)注射用3mg」(一般名:酢酸セトロレリクス)を、本日9月21日、日本国内において発売しましたのでお知らせいたします。
「セトロタイド(R)」は、ドイツのゼンタリス社が全世界の開発実施権を有する薬剤で、現在のところ、欧州、米国を始めとする93カ国において早発排卵防止薬として承認されております。
日本では、4月20日に製造販売承認を取得し、日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:島田紘一郎)がゼンタリス社より輸入・製造し、塩野義製薬株式会社が販売いたします。
「セトロタイド(R)」は、国内初のGnRHアンタゴニストであり、投与後速やかに下垂体ゴナドトロピン分泌を抑制し、調節卵巣刺激下における早発排卵防止薬として初めて臨床適応が認められた薬剤です。「セトロタイド(R)」が使用される不妊治療は、保険診療の対象外であるため、本剤も保険給付の対象にはなりません。
両社は、高い専門性と特殊な知識を必要とする不妊治療領域において、「セトロタイド(R)」が日本の不妊治療に大きく貢献できるよう、今後も緊密な協力体制を築いてまいります。
なお、製品概要につきましては次のとおりです。
「セトロタイド(R)注射用0.25mg」「セトロタイド(R)注射用3mg」の製品概要
○製品名セトロタイド(R)注射用0.25mg、セトロタイド(R)注射用3mg
○一般名酢酸セトロレリクス
○製造販売承認取得平成18年4月20日
○発売日平成18年9月21日
以上