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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.06.Thu
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2007'03.11.Sun

ホンダ、4ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車「CRF150R」など2機種を発売

コンパクトな4ストロークエンジンを搭載した扱い易い車体サイズの新型モトクロス競技専用車「CRF150R」「CRF150RII」を発売 


 Hondaは、モトクロス競技の初心者から上級者まで幅広いユーザーに向けた、新開発のコンパクトな水冷・4ストローク・150ccエンジンを、扱い易いサイズの車体に搭載したモトクロス競技専用車「CRF150R」と大径ホイールを装備した「CRF150RII」を、10月13日(金)より発売する。

 「CRF150R」「CRF150RII」は、数々のレースで培った先進技術を熟成させ投入した、Hondaのモトクロス競技専用車「CRF450R」や「CRF250R」譲りの、力強い出力特性を備えた4ストロークエンジンを、足着き性に優れた扱い易いサイズの車体に搭載したモデルである。
 新開発の水冷・4ストローク・150ccエンジンは、1本のカムシャフトですべてのバルブを駆動させるユニカムバルブトレイン機構を採用し、扱い易い車体サイズとした専用設計のセミダブルクレードルフレームに搭載。軽量でコンパクトな前・後輪のブレーキシステムや、フロントに倒立式、リアにはプロリンク式を採用したサスペンションシステムなど、細部にわたり本格的な装備を施したモトクロス競技専用車としている。
 スタイリングは、Hondaのモトクロッサーを想起させる鮮やかなエクストリームレッドのラジエターシュラウドや、スリムな前・後フェンダーを採用するなど、速さや力強さを主張するアグレッシブなデザインとしている。
 また、ライダーの体格などに配慮し、フロント17インチ、リア14インチホイールの「CRF150R」、フロント19インチ、リア16インチホイールの「CRF150RII」の2タイプを設定することで、お客様の選択の幅を広げている。


●販売計画台数(国内・年間) CRF150R、CRF150RII シリーズ合計 300台

●メーカー希望小売価格 
 CRF150R   490,350円(消費税抜き本体価格 467,000円) 
 CRF150RII 507,150円(消費税抜き本体価格 483,000円) 

*このCRF150R、CRF150RIIは、道路及び一般交通の用に供する場所では一切走行できません。
 また、登録してナンバープレートを取得する事もできません。 


 お客様からのお問合せは、「 お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク) 」へお願い致します。


=CRF150Rの特徴=

●エンジン周り 
 密閉式クランクケース構造を採用した軽量かつコンパクトな構造を持つエンジンは、1本のデコンプレッションシステム(減圧機構)内蔵型カムシャフトで、4つの吸・排気バルブを駆動させるユニカムバルブトレイン機構や、5速マニュアル・トランスミッションの採用により、幅広く扱い易いパワーバンドと、力強い出力特性を備えた性能としている。
 キャブレターには、メインボア径32mmのFCRキャブレターを採用。スロットル開度を検知するECUが最適な点火時期を判別し、全回転域での安定した燃料供給を可能とするスロットルポジションセンサー(TPS)などにより、リニアなレスポンスを実現している。
 エキゾーストパイプは、4ストローク特有の幅広いパワーバンドに適応させた、排気効率に優れた三段階のパイプ径としたテーパー加工を施している。また、サイレンサー内部の吸音材には、長繊維グラスウールを用いることで、最適な出力特性と消音効果を実現している。 

●フレーム周り 
 力強い出力特性の水冷・4ストローク・150ccエンジンの性能を引き出すため、専用設計のセミダブルクレードルフレームを採用。エンジンの出力特性や重量との最適なバランスを追求し、信頼性と適度なしなやかさを与えることで、高い走行安定性を実現している。
 また、ホイールサイズの異なる「CRF150R」と「CRF150RII」の2タイプで、それぞれ832mm、866mmの低シート高とし優れた足着き性を実現し、スリムなラジエターとシートや、専用のハンドルバーを設計することで、乗車時の俊敏な体重移動などを可能としている。 

●足まわり  
 フロントに倒立式、リアにプロリンク式のサスペンションを採用することで、細やかな減衰力調整を可能とした上級者向けモトクロッサー譲りの足まわりとしている。プロリンク式サスペンションは、「CRF450R」と「CRF250R」共通のリンクの取り回しとし、減衰力特性などの最適化を図っている。
 また、テーパードタイプのスイングアームを採用することで、軽量化と高剛性化を両立し、効率よく路面にエンジン出力を伝える路面追従性を確保している。
 ブレーキシステムは、フロントに220mmのディスクブレーキ、リアにはマスターシリンダーとリザーバータンクを一体化したコンパクトなブレーキユニットと、190mmのディスクブレーキを採用し、高精度な制動フィーリングを実現するとともに、軽量な足まわりを実現している。
 さらに、前・後ホイールハブには、新設計の高強度アルミダイキャスト材を使用した、軽量なホイールハブを採用するなど、細部まで徹底した軽量化を図っている。 

●その他の特徴  
・スムーズなエンジン始動を促すオートデコンプレッションシステム(自動減圧機構)を採用。適度な踏力での素早いエンジン始動を可能としている。 
・ハンドルバーのクラッチレバーブラケット部に備えているホットスターターシステムの採用により、シリンダー内部のガス抜きを可能とすることで、エンジン熱間時の始動性を向上している。 
・フューエルタンクは4.3Lとコンパクト設計。モトクロスのレースユースに十分な容量を確保している。 
・安定した放熱効果を発揮する左右分割タイプのラジエターを採用。それぞれのラジエターユニットをフレームの左右に振り分けて配置することにより、最適な重量バランスも実現している。 
・カラーリングは、Hondaを象徴する鮮烈なエクストリームレッドを採用し、モトクロッサーとしての速さや力強さをイメージしている。 

【 主要諸元 】
 (※ 関連資料を参照してください。)

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