シャープ、全国での小学校環境教育をサポートするECO・ナビゲーターを養成
10月からNPO気象キャスターネットワーク※1との環境教育を開始
全国での小学校環境教育をサポートするECO・ナビゲーターを養成
シャープは、“NPO気象キャスターネットワーク”と連携して、2006年10月から日本全国の小学校に向けて環境教育を開始するに伴い、当社ソーラーアカデミー※2スタッフに加え、今回全営業拠点の社員を対象に、地域に密着した環境教育を推進するリーダーとしてECO・ナビゲーター(約50名)の養成を始めました。
ECO・ナビゲーターは、地球温暖化対策・リサイクル・新エネルギー(太陽光発電)についての専門研修を受けたあと、全国各地の小学校を対象にNPOと実施する環境教育のサポートを行います。環境教育に一般社員が参画するのは初めてで、将来的にはECO・ナビゲーター自らが地域の自治体・学校・各種団体などからのニーズに応えて企画し実施するなど、地域に根付いた社会貢献活動を積極的に展開することを目指しています。
10月から実施する小学校の中には、これをきっかけに本格的に環境教育の導入を検討するところや、授業参観時に開催して保護者と一緒に環境問題を考える機会にしようとする学校などさまざまな動きが出てきました。2007年3月までに北海道から沖縄の50校で実施予定であり、来年度以降も年間100校以上を目標に推進いたします。
気象キャスターと当社ソーラーアカデミースタッフ、ECO・ナビゲーターの協力により、地域ごとの気候・特性に基づく質の高い環境教育を展開してまいります。
<小学校環境教育実施概要>
1.実 施 校:2006年10月~2007年3月 50校(日本全国の小学校を対象) 来年度以降は年間100校以上
2.申込方法:2006年10月~2007年3月実施分はすでに締め切り済み
2007年4月~9月実施分は2007年2~3月に募集予定
下記ホームページのどちらかに申込み(申込多数の場合は抽選)
NPO気象キャスターネットワークのホームページ http://www.weathercaster.org/
小学校環境教育のホームページ http://www.sharp.co.jp/corporate/eco/kyoiku/
3.カリキュラム:
(1)地球温暖化とリサイクル【授業と実験】
(2)地球温暖化と新エネルギー(太陽光発電)【授業と実験】
4.実施要領:NPO気象キャスターネットワークのメンバーと当社ソーラーアカデミーのメンバー、ECO・ナビゲーターが小学校を訪問し、楽しいトークと体験型の実験による環境教育を実施する。
※1 2004年2月13日に設立。代表は平井信行。会員は約90名。テレビやラジオなどの気象報道番組で活躍する気象キャスターが協働して、気象・環境・防災教育を行い、地球環境問題の解決に努める非営利団体。気象キャスターの勉強会、小・中学校における地球温暖化知識の普及啓発、市民向けの気象防災教育および地球温暖化防止教育などを推進。
※2 2004年10月から、専任スタッフが全国の学校や市民講座に出向き、環境問題や太陽電池などのクリーンエネルギーについて紹介している。