2007'03.16.Fri
杏林製薬とマルホ、爪白癬治療剤の共同開発を解消
爪白癬治療剤「塩酸アモロルフィンのネイルラッカー製剤」における
共同開発に関する基本契約の解消について
株式会社キョーリンの子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都、社長:荻原郁夫)とマルホ株式会社(本社:大阪府、社長:高木幸一)は、爪白癬治療剤塩酸アモロルフィンのネイルラッカー製剤における共同開発に関する基本契約書を2003年4月に締結し、共同開発を実施しておりましたが、この度、本契約を解消いたしました。
塩酸アモロルフィンのネイルラッカー製剤は、日本国内において杏林製薬(株)が第II相臨床試験を実施後、マルホ(株)によって第III相臨床試験が実施されましたが、二重盲検比較試験において本製剤の爪白癬に対する有効性を明らかにすることができませんでした。このことから、マルホ(株)は本開発を断念することを決定し、共同開発に関する基本契約を解消することを両社で合意いたしました。
なお今後も、杏林製薬(株)は、第III相臨床試験データを分析したうえで、新たなパートナーとの提携を含め、本剤の開発継続の可能性を検討してまいります。
以上
PR
Post your Comment
広告
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター