キリン、純粋持株会社制導入に伴う新たな主要グループ会社の社名を正式決定
純粋持株会社制導入による新たなグループ経営体制について
~主要グループ会社の社名を正式決定し、2007年の新体制に向けた準備を加速~
キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)では、キリングループ長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」(略称:KV2015)で掲げている飛躍的な成長に向けて、2007年7月の純粋持株会社制導入による新たなグループ経営体制の構築を進めています。今回、一部仮称となっていた主要グループ会社の社名を正式決定し、2007年の始動に向けた準備を加速させます。
持株会社はキリンホールディングス株式会社とし、分社化する国内酒類事業会社はキリンビール株式会社、医薬事業会社はキリンファーマ株式会社、経理、人事などのグループ共通の間接業務を取りまとめる機能分担会社はキリンビジネスエキスパート株式会社と正式決定しました。なお、各社の所在地、資本金、役員、社員数などの詳細は検討中です。
また、調味料事業などを展開している武田キリン食品株式会社(社長 北村芳彦)を、2007年4月1日に完全子会社化し、キリンフードテック株式会社と社名変更することを決定しました。キリン社および武田社で培われた発酵・生産技術をベースに、おいしさと健康を訴求した調味料や食品素材を開発・提供する会社を目指します。また、インドネシアに世界トップクラスの生産性と品質を有するうま味調味料の製造拠点を2007年に本格稼動させ、キリングループの重点エリアであるアジア・オセアニアでの事業を拡大するとともに、グループ内に食品素材を供給することで、KV2015で第4の柱と位置付けている健康・機能性食品事業にも貢献していきます。
キリングループでは、新たなグループ経営体制の構築に向け、2006年10月1日に、飲料事業の中核会社であるキリンビバレッジ株式会社(社長 荒井克一)の完全子会社化を完了しました。また、社名変更とともに完全子会社化したアグリバイオ事業の中核会社キリンアグリバイオ株式会社(社長 松尾学)と、健康・機能性食品事業の中核会社となる新会社キリン ヤクルト ネクストステージ株式会社(社長 山崎昇)も、同日に営業を開始しました。今回、主要グループ会社の社名が決定したことを受け、新体制始動への準備をさらに加速させます。
キリングループでは、KV2015の実現に向けて、飛躍的な成長とグループプレミアムの創出による企業価値の一層の向上を目指します。今後も、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案する企業グループとして、積極的な提案を続けていきます。
2007年7月からの新体制(純粋持株会社制)組織図
http://www.kirin.co.jp/company/news/00/061002_2.html
キリンフードテック株式会社 会社概要
http://www.kirin.co.jp/company/news/00/061002_3.html