ビザ・インターナショナル、海外発行のVISAカードがセブン銀行ATMに対応
ビザ・インターナショナル、
海外発行のVISAカードがセブン銀行ATMで利用可能に!
-2007年6月より、訪日客の利便性が格段に向上-
ビザ・インターナショナル(以下:Visa 日本総支配人:ジェームスJ. オールヒューゼン、所在地:東京都千代田区)は、海外の金融機関より発行されたVISAカード全てが、31都道府県のセブン-イレブンやイトーヨーカドー等に設置されているセブン銀行のATM 11,700台以上にて、2007年6月より出金できるようになることを本日発表しました。
現在、日本で発行されている8,500万枚以上のVISAカードは、海外にある100万台以上のVISA/Plus対応ATMにて利用可能です。これに対し、海外発行カードの場合、国際ブランドマークが付いたカードであっても、日本においては、これまで金融機関が日本独自のATM規格を採用してきたため、郵便局や一部の銀行・カード会社を除き多くの国内銀行ATMで受入態勢が整っておりませんでした。そのため、これまで訪日観光客やビジネスマン、カードを発行する海外の金融機関から、国内ATMの国際標準規格の採用および海外発行カード取扱実現についての強い要望が寄せられていました。
Visaは、セブンーイレブンという海外展開で外国人にも馴染みのあるコンビニエンスストアにおいてATM国際標準への対応が実現した事により、これらの要望に応え、訪日外国人により安全で利便性の高いサービスを提供するものだと考えております。また、Visaはペイメント業界のリーダーとして日本における国際水準の決済環境を促進し、更に「2010年までに1,000万人の訪日外国人誘致」を実現という日本政府の掲げる観光立国政策(*1)を後押しして参ります。
VisaのATMネットワーク網は、世界の主要な金融機関が採用しているISO(国際標準化機構)やANSI(アメリカ規格協会)にて定められたデータセキュリティー基準を採用しているため、ATMネットワークに接続するにはATMのみならず自行システムも国際セキュリティー基準を満たす必要があります。セブン銀行のATMは、この厳しいセキュリティー基準を満たし、サービス提供を開始する予定です。
(*1) 国土交通省では、2010年(平成22年)までに訪日外国人旅行者数を1,000万人とするため、官民挙げての訪日促進キャンペーンであるビジット・ジャパン・キャンペーンをより積極的に展開している。17年には過去最高の673万人を達成し、18年は750万人を目標としている。(出典:平成17年度国土交通白書)
ビザ・インターナショナルについて
ビザ・インターナショナルは、世界最大の電子決済ネットワークによってカード会員、加盟店、金融機関を繋いでいます。Visaの商品は売り手と買い手の双方に対し、対面取引およびオンライン取引において簡便で安全な取引を提供します。世界2 万以上のメンバー金融機関の協会であるVisaは、全てのステークホルダーのニーズをサポートし、経済成長を促進するために、持続可能な電子決済システムの拡大に注力しています。詳しくは www.visa.com (米国サイト)または www.visa-asia.com/ap/jp/ (日本語サイト)をご覧下さい。
日本市場について
現在、日本におけるVISAカード発行枚数は8,500万枚、総取扱高は約15兆円、ショッピング取扱高は11兆円を超えており、日本での国際ブランド間におけるシェアは50%を超えています。
ショッピング取扱高の成長率は前年比約15%増、5年前に比べ約80%増、さらに10年前と比較すると300%増と、VISAカードの利用は驚異的な伸びを示しています。最近では、VISAプラチナ、VISAデビット、Visa Touchサービスを追加し、VISAメンバーカード発行会社が新しい市場へ注力することを可能としてきました。また、これまでVisaは公共料金や医療、交通分野において新しくカード受入を促進するなどのイニシアティブを発揮し、日本市場におけるカード利用の持続的成長を遂げて参りました。詳細は www.visa-asia.com/ap/jp/ (日本語サイト)をご覧下さい。