高島屋、「2007年おせち料理」の状況・傾向など発表
おせち料理は「作る」時代から「買う」時代へ・・・!
年々高まる「おせち料理」人気!
核家族化の更なる進行、女性の社会進出、ニッポン全国グルメ時代の到来、海外情勢不安や不景気による年末年始の海外旅行者減少が数年間続いた 等・・・、いろいろな要因が重なって、いまやおせち料理は「買う時代」!
「お目当てのおせち料理」を目指して、ご予約承り初日には、開店前に約80~100人が行列し、電話も殺到!
新宿店では、初日受注の約7割が、電話注文!!
2007年 高島屋 おせち料理
■ご予約承り:平成18年10月11日(水)~12月23日(土・祝)
■高島屋関東各店にて(東京、新宿、横浜、玉川、立川、柏、大宮、高崎、港南台)
※店舗によっては、店頭と電話承りコーナーの撮影も可能です
黒豆、かまぼこ、紅白なます、田作り、栗きんとん・・・おせち料理が現在のような形になったのは、江戸時代の後半と言われています。江戸の粋や知恵を凝縮した庶民文化から開花したものであり、もともとの由来は、正月の節供料理で、宮中の「お節供(おせちく)」の行事からきています。家庭で、主婦が年末ギリギリに作る姿が長い間見られていた習慣でしたが、数年前からは、おせち料理は作る時代から「買う時代」に移行してきているといえます。
不況にあっても2~3万円のおせち料理が飛ぶように売れ、有名料亭のおせち料理は、発売初日の開店直後数分で完売してしまうほど人気です。
高島屋では、昨年より1週間早い10月11日より、おせち料理のご予約を承ります。10月中旬なのにもうおせち!?と驚くかもしれませんが、2カ間ご予約を承る中で、はじめの1週間で全体の売上の2割を占めるほど、早い時期に集中します。
高島屋では今年も、老舗料亭、京都料亭、日本料理の名店、有名ホテル、人気のレストラン、中華料理店、有名シェフ(和・洋)、少人数お手頃おせち、お子様おせち、風水おせちなど、240種類以上のおせちを揃えます!
●お問い合わせ先
日本橋高島屋TEL 03-3211-4111
横浜高島屋TEL 045-311-5111
新宿タカシマヤTEL 03-5361-1111
< おせち料理の人気が年々高まっている理由 >
(1)核家族化の進行により、従来のような分量が必要でなくなってきているので、少人数分のおせち料理を作るのは不経済。
(2)年末ギリギリまで仕事をする女性が増え、おせち料理を作る時間がない。企業のお正月休みの期間が以前に比べて短くなっているので、仕事を持つ女性には更に時間がなくなっている。
(3)Y2K問題(1999年末)、米国テロ事件、SARSをはじめ、海外情勢の不安や不況により、年末年始の海外旅行者減少が数年間続き、自宅でお正月を過ごす人が増えている。お正月ぐらい家族揃って家でのんびりしようという傾向。
また、以前に比べて家族全員揃って過ごす時間が少なくなっているライフスタイルが定着しつつあるので、お正月ぐらいは家族揃って自宅で過ごそうという方が増えており、お正月ムードを家族揃って楽しむのに欠かせないものとして、おせち料理を大事に考える人が増えている。
(4)不況で、普段はゼイタクができないけれど、お正月ぐらい、有名料亭・有名レストランの料理を楽しみたい→プチ贅沢を楽しむ
(5)有名料亭、ホテル、有名シェフが手がける料理の情報をもつ人が増え、関心を持つ傾向が更に強まっている。
< 状況・傾向 >
・毎年、ご予約承り初日の開店(午前10時)前に、横浜は100人、東京は70人の行列ができる。これは、限定数量が少ない、高級料亭おせちを目指しているお客様。
・約2か月間承り期間がある中で、はじめの1週間で、全体の売上の20%を占める。つまり、今年はコレ!と決めている方はできるだけ早く買って安心したい。こういう方が年々増え続けている。
・売上構成比は、和:洋:中華=7:1:2
・大晦日は洋風おせちを仲間とカウントダウン・パーティ用に、元日は和風おせちを・・・と分けて、2個買う人が増えている。
・お客様のご予約スタイルにも変化があります。特に新宿店の初日の受注スタイルでは、店頭対面:フリーダイヤル(電話):インターネット=2:7:1と、昨年あたりからは、圧倒的にフリーダイヤル受注が増加しています。
< 2007年 高島屋のおせち(一例) >
(※ 関連資料を参照してください。)