野村総研、書類を電子化して統合活用するドキュメント管理ソリューションを発売
企業内の様々な書類を電子化して統合活用する
ドキュメント管理ソリューション「ＩＬＦ２００７」を発売
～ドキュメントに蓄積された知的資産を可視化し、セキュリティ課題にも対応～
株式会社野村総合研究所（本社：東京都千代田区、社長：藤沼彰久、以下「ＮＲＩ」）は、業務システム出力帳票やオフィス文書、紙の資料などを電子化して一元管理し、統合的に活用することができるドキュメント管理ソリューション「ＩＬＦ（アイエルエフ）２００７」を本日、発売します。
「ＩＬＦ２００７」は、ＮＲＩが開発・提供してきた電子帳票ソリューション「ＩＬＦ Ｐｏｗｅｒｅｄ／Ｅｘ」※１と文書管理ソリューション「ＰｏｗｅｒＢｉｎｄｅｒ」※２のコア機能が統合されたソリューションです。ＮＲＩが長年培ってきたドキュメント管理のノウハウや大規模なシステムインテグレーションの技術をもとに、電子ドキュメントファイルの管理から一歩進んだ統合的な活用を促します。これにより“書類”の高度活用に基づいた知識共有を促進するなど、日本のビジネススタイルに適したナレッジマネジメント環境の構築が可能となります。
「ＩＬＦ２００７」は、近年、企業が抱えている情報漏えいなどのセキュリティ課題や内部統制の推進にも対応しており、ドキュメントやフォルダのアクセスコントロールについても細かい管理が可能です。具体的には、単純な参照、更新、削除、登録はもちろん、ドキュメントの印刷やダウンロード、情報の抽出などの権限管理を企業の組織体系に併せて設定したり、管理ドキュメントや利用者のアクセス履歴を管理したりすることができます。
「ＩＬＦ２００７」の特長として挙げられるリッチなユーザインターフェース「ＩＬＦ Ｗｅｂ Ｖｉｅｗｅｒ」は、専用のビューアーが不要なＷｅｂ利用方式での環境を提供します。その他にも、ファイル共有方式に対応した「ＩＬＦ ＰＣ Ｃｌｉｅｎｔ Ｖｉｅｗｅｒ」や各種コンバーター、ユーティリティなどを用意し、業種や業態、導入規模、利用形態、他のシステムとのインテグレーションなどに応じて、柔軟にシステムを構築することが可能です。
今後も「ＩＬＦ２００７」は、ＮＲＩグループのＩＴ基盤ソリューション「ＧｒａｎＡｒｃｈ」※３の「コンテンツ管理基盤ソリューション」中核製品のひとつとして、企業の情報資産を有効活用するための総合的な基盤を提供し、企業の競争力を高める支援をしていきます。
※１ ＩＬＦ Ｐｏｗｅｒｅｄ／Ｅｘ （アイエルエフ・パワード・イーエックス）
ホストコンピュータや業務サーバで日々生成されている多種多様な帳票データを、「ＩＬＦ」というＷｉｎｄｏｗｓ ＰＣに表示可能なフォーマットにデータ変換することにより、用紙に出力して行っていたさまざまな業務を電子化し、業務の効率化ならびに戦略化を推進するための電子帳票ソリューションです。
※２ ＰｏｗｅｒＢｉｎｄｅｒ（パワーバインダー）
多種多様な形式の文書を一元管理し、使い慣れたアナログ感覚のユーザインターフェースを提供する文書管理ソリューションです。また近年必要性が高まっている情報セキュリティ対策のソリューションとしても、文書の紛失や流出および不正なアクセスを防止します。
※３ ＧｒａｎＡｒｃｈ（グランアーク）
企業の競争力を強化するＩＴ基盤の構築をサポートする、Ｇｒａｎｄ（総括的な）Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅ（基盤）を提供する、ＮＲＩグループのＩＴ基盤ソリューション・コンセプトです。システム基盤ソリューション、セキュリティ基盤ソリューション、コンテンツ管理基盤ソリューションの３つに大別されています。
●商標について
「ＩＬＦ２００７」、「ＧｒａｎＡｒｃｈ」、「ＩＬＦ Ｐｏｗｅｒｅｄ ／Ｅｘ」、「ＰｏｗｅｒＢｉｎｄｅｒ」は、株式会社野村総合研究所の登録商標です。
【ご参考】 ※添付資料を参照
●「ＩＬＦ Ｗｅｂ Ｖｉｅｗｅｒ」の画面サンプル
●「ＩＬＦ２００７」製品体系