日本通運、インド物流企業を買収・子会社化し10都市17拠点で営業開始
日通 インド物流企業を買収・子会社化 4月より10都市17拠点で営業開始
日系物流業者としては最大規模
日本通運株式会社(社長:川合 正矩)は、このたび、インドの航空・海運業務代理店である「J I Logistics Private Limited」社(以下「JLPL社」)発行済株式の51%を取得し、社名を「Nippon Express (India) Private Limited」(以下「インド日通」)に変更する契約を去る2月22日に締結し、4月2日に売買を完了いたしました。
当社は2000年よりデリー首都圏及びベンガルール市(旧市名バンガロール)の2都市に駐在員事務所をおき、また航空・海運業務については従来から「Jayem Impex Private Limited」社を現地代理店として業務を展開してきましたが、近年、インドへの日系自動車関連産業の進出が相次いでおり、これら工場設備の輸送や部材物流の増加が見込まれること、また同国の急激な経済発展に伴い消費財の輸入が増加しており、日本、中国や東南アジアからのIT関連や電機・精密関連の輸入及び現地における倉庫・配送業務の需要も高まっていることもあり、これらを取り込むべく、自社通関も可能なJLPL社の買収を実施いたしました。
今回のJLPL社買収により、日通グループのネットワークがインド全土の10都市(デリー、ベンガルール、ムンバイ、コルカタ、チェンナイ、ハイデラバード、コチン、トリヴァンドラム、プーネ、コインバトール)17拠点に展開する事になり、また従業員は約300名と、日系物流業者では最大の規模となります。
なお、本買収により、2007年4月時点の当社グループの海外ネットワークは37カ国、204都市、355拠点となる予定です。
*J I Logistics Private Limited社
本社カルナタカ州ベンガルール市、従来の代理店である「Jayem Impex Private Limited」から運輸関連業務を会社分割し2006年9月に設立
以 上
*添付資料あり。