明和地所、次世代参加型「食育」に特化したシステムキッチンを開発
国内初!次世代参加型キッチン
「食育」キッチンを開発
明和地所株式会社(東京都渋谷区:代表取締役社長 原田英明)は、次世代参加型「食育」に特化したシステムキッチンを、サンウエーブ工業株式会社(東京都千代田区:取締役社長 織田昌之助)と共同開発いたしました。
国内のマンションにおいて、「食育」のキッチンを採用するのは初めての試みです。
明和地所では、家庭において主婦を中心とした主たる調理者だけでなく、お子様を含むご家族も調理に参加することが、食への関心と知識を高め、健全な心身と豊かな人間性を育んでいくことにつながると考えております。この発想を具体化するために、家庭での「食育」をサポートするキッチンをサンウエーブ工業株式会社と共同開発してまいりました。
【食育とは】
「食育基本法(平成17年7月15日施行)」に基づき、「食育」を、生きるうえでの基本であって、知育、知徳および体育の基礎となるべきもので、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること、と位置づけています。
【新商品開発のねらい】
食育基本法を受け、健全な食生活を実践することができる人間を育てようという社会での動きが活発化しております。特にマンションの主要な購入層である団塊ジュニア世代はライフステージ上の子育て期にあり、お子様の健康と食との関連については重要な関心事であるといえます。子供時代の食生活は、健康な身体と健全な心を育むための基礎となります。幼少より調理を家族とともに楽しく経験することで、食に関する知識を選択する力を習得させていきたいという発想から、参加型の新しいキッチンの開発に至りました。もちろん食育はお子様だけのものではなく、生涯を通じてのテーマであり、お子様がいなくても(お子様が成長したあとも)大人が集まって調理を楽しめるものを目指しました。
【食育キッチンの特徴】
・ 複数人での調理作業を前提とし、キッチンへ3方向からアクセスできる新スタイルのアイランド型キッチンです。動線が交錯せずに同時に調理作業を行うことが可能です。
・ アイランド型でありながら、間口1900mmからレイアウトできる省スペースタイプです。省スペースであっても、収納性、作業性、機能性を犠牲にせず、通常サイズのキッチンと同等レベルを確保しています。
・ 特に小さなお子様の調理参加を想定し、スライド式の踏み台を2箇所に組み込んだタイプもご用意いたしました。
【今後の取組みについて】
明和地所は、この「食育キッチン」を2007年5月販売予定、2008年9月完成予定の「(仮称)クリオ衣笠」(神奈川県横須賀市)に採用致します。また、今後販売するファミリー向けマンションに「食育キッチン」の採用を予定しています。当社は今後も快適でかつ安全な暮らしを提供し、お客様の幸せのためにできることを追求してまいります。
以 上