水戸証券、「中期経営計画」を策定
「中期経営計画」策定に関するお知らせ
弊社は、このたび、平成19年4月から平成22年3月までの3ヵ年を対象期間とする「中期経営計画」を策定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
●中期経営計画策定の趣旨
弊社は、平成16年4月をスタートとする3ヵ年の「中期ビジョン」を指針として、預り資産の拡大に重点を置いた営業スタイルへの転換とバランスのとれた預り資産構成により、いかなる環境下においても安定的な収益を確保できる基盤づくりを目指して業務を展開してまいりました。
今回の「中期経営計画」は、この3年間の「中期ビジョン」の下での経営基盤の改革に向けた取組みのうえに、今後の経営環境の変化に迅速に対応し、さらなる経営体質の改善と経営基盤の強化を図るために策定するものであり、「お客様の信頼と満足度の向上」に向けた、当社の経営方針・経営目標とこれを実現するための戦略を示すものであります。
●中期経営計画の骨子
<経営理念>
「水戸証券は顧客・株主・社員にBESTをつくす企業でありたい」(1987年制定)
中期経営計画策定にあたり、経営環境の変化を踏まえ、経営理念に基づく経営方針を以下のとおり明確にいたしました。
○顧客第一主義の下で、「お客様の信頼と満足度向上」を最重要方針とする。
○お客様満足度の向上により収益基盤の拡大を図り、企業価値向上と株主をはじめとするステークホルダーの満足度向上に努める。
○事業継続と企業発展の礎となる最も重要な財産は人材であり、社員満足度向上を図るために、社員一人ひとりが能力を発揮し成果が適切に評価されるように努める。
<中期経営計画の基本方針>
1.総合証券としての機能強化を図り、関東を中心とした地域に密着した営業展開により、その地域における「お客様信頼度No.1」の証券会社を目指す。
2.お客様の資産運用ニーズに応じた商品とサービスを提案できる体制を整え、店舗増設による対面営業の強化とともにネット・コールを加えたサービスチャネルの提供により、お客様満足度の向上と新たな顧客層の拡大を図る。
3.収益安定化に向けて収益構造の多角化を図ることとし、株式に次ぐ大きな収益の柱を作るとともに新たな顧客層の獲得と収益基盤の拡大を図ることにより、安定かつ持続的な成長を実現する。
<中期経営計画の目標>
○預り資産:残高:1兆5000億円(平成22年3月末)(平成18年12月末1兆1000億円)
構成:株式:株式以外6:4(同上)(平成18年12月末同7:3)
○ROE:いかなる環境下においても10%以上を確保できる経営体質を目標とする。
○配当性向:35%以上
●中期経営計画の概要
※添付資料を参照
以 上