三菱商事、5月に商業施設デベロッパー事業の新会社「三菱商事都市開発」を設立
三菱商事都市開発株式会社設立に関するお知らせ
三菱商事株式会社は、2007年5月に商業施設デベロッパー会社となる三菱商事都市開発株式会社(以下「新会社」)を設立することと致しましたので、お知らせします。
1.会社設立の理由
1)長年に亘り培ってきた商業施設デベロッパー事業に関する機能・業務の結集:
当社は35年以上に亘り、事業投資先などを通じ、商業施設デベロッパー事業を手掛けてきた実績があります。新会社は、これら長年に亘り当社が培ってきた同事業に関する機能・業務(商業施設の開発、賃貸借、運営、プロパティマネジメント、コンサルティングなど全般)を改めて再結集し、積極的に取組むべくプラットフォームの再構築を兼ねて設立するものであります。尚、新会社は先行する後述の不動産ファンドビジネスとのシナジー効果を狙うとの観点で、当社連結子会社として設立することと致しました。
2)都市型及び近隣型商業施設デベロッパー事業の需要及び開発機会拡大:
法律改正(2007年11月施行予定の“まちづくり三法の改正”)や、人口動態及び顧客嗜好の多様化を受け、今後都市型及び近隣型商業施設の需要が更に拡大すると共に、それら開発機会も増大すると見込まれることから、新会社を設立し同事業に積極的に取組むものでありま
す。
3)不動産ファンドビジネスとのシナジー:
当社は、J-REIT(三菱商事UBSリアルティ)及び私募ファンド(ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント)の組成・運用においても実績を残しており、新会社はこれら当社関連不動産ファンドビジネスから得た投資家サイドの要求を理解した上で物件を供給できるという意味で、大きなシナジーも期待できるものであります。
2.新会社の概要
1)名称: 三菱商事都市開発株式会社
(英文名Mitsubishi Corporation Urban Development,Inc)
2)代表者氏名: 一村一彦
3)設立: 2007年5月1日予定
4)資本金: 300百万円
5)主な事業内容: 商業施設デベロッパー事業に関わる業務全般
(商業施設の開発、賃貸借、運営、プロパティマネジメント、コンサルタント業務など)
6)従業員数: 30名程度
7)設立手法: 株式会社リテールプロパティーズ(現当社子会社)の増資及び業容拡大
8)出資者構成: 当社91.7% 乃村工藝社8.3%
以 上