ブルドックソース、米スティールの買付条件変更後も引き続き公開買付けに反対決議
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド-エス・ピー・ヴィーII・エル・エル・シーによる買付条件等の変更後の当社株券等に対する公開買付けへの反対の意見表明に関するお知らせ
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド-エス・ピー・ヴィーII・エル・エル・シー(以下「公開買付者」といいます。)は、本日(平成19年6月15日)公告により、当社株券等に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)の買付け等の期間の末日を従来の平成19年6月28日から平成19年8月10日に、買付け等の価格を従来の普通株式1株につき1,584円から1,700円に、それぞれ変更しました(以下「本条件変更」といいます。)。
当社取締役会は、本条件変更後の本公開買付けに関して、財務アドバイザー及び法律顧問とともに再度慎重に協議・検討を行いました結果、当社の平成19年6月7日付け「スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド-エス・ピー・ヴィーII・エル・エル・シーによる当社株券等に対する公開買付けへの反対の意見表明並びに新株予約権無償割当て及び関連議案の定時株主総会への付議に関するお知らせ」において情報開示いたしましたところの、同日開催の取締役会において、本公開買付けに対して反対の意見を表明すること、及び、本公開買付けに対する対応策として平成19年6月24日開催予定の当社定時株主総会(以下「本定時株主総会」といいます。)における特別決議による承認に基づき新株予約権無償割当てを行うべく、これに関連する議案を本定時株主総会に付議することを決議いたしました理由に関して、本条件変更後の買付価格は当社の企業価値を適切に反映しているものであるといえず、不十分なものであると判断されることを含めて、何ら実質的に変更が生じるものではないと判断いたしました。
そこで、当社取締役会は、本日、引き続き本公開買付けに反対することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
なお、スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)エル・ピー(以下「SPJSF」といいます。)は、本日付の報道関係者各位宛「ブルドックソース株式会社の株式に対する公開買付け 価格引き上げと期間延長のお知らせ」において、当社代表取締役社長と「SPJSF パートナーのウォレン・リヒテンシュタイン」氏(以下「リヒテンシュタイン氏」といいます。)との面談での当社代表取締役社長の発言を引用して、これを非難する等述べておりますが、かかる発言は、当該面談の目的が本公開買付けについての説明を当社が受けることであり、その目的外の質問等をリヒテンシュタイン氏が行おうとした際の一連の問答の中で行ったものであって、その一部のみを曲解して取り上げることは極めて不適切で、誤導的なものであり、大変に遺憾であると考えております。
当社取締役会は、慎重に検討を行った結果、本公開買付けが、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益の毀損につながるものであると判断するに至ったものであり、本公開買付けに対する対応策として、当社は、本定時株主総会の特別決議による承認に基づく新株予約権無償割当てを行うことが、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益の維持・向上につながるものであると確信いたしております。
株主の皆様におかれましては、以上の点を十分にご考慮の上、引き続き当社から開示される情報にご留意いただき、くれぐれも慎重に行動していただきますよう、お願いいたします。
以 上