ジャストシステム、「全国の大学1年生・大学教職員 意識調査」結果を発表
大学を選んだ理由は「ブランド力」「資格」「就職に有利」と将来を見据えて
「全国の大学1年生・大学教職員 意識調査」の結果を発表
~学生の理想の教授は「北野武」さん大学生活の一番の不満点は「講義」、学生からの評価は56.5点~
株式会社ジャストシステムは、9月9日(土)から9月11日(月)まで「全国の大学1年生・大学教職員 意識調査」を実施し、本日結果を発表しました。
2007年度に迎える大学全入時代では、入学志願者の争奪戦が激化し、より一層の大学改革や、創意工夫が不可欠となると言われています。本調査は、大学全入時代を前に、大学を選ぶ側と大学を運営する側の双方を対象に、認識の相違点や、現場の実態を明らかにすることを目的に実施しました。
なお、詳しい調査結果については、本日よりオープンする大学情報サイト「大学塾!!」(URL:http://www.justsystem.co.jp/daigakujuku/)にて公開しています。
■「全国の大学1年生・大学教職員 意識調査」概要
調査実施日: 2006年9月9日(土)~9月11日(月)
調査対象: 全国の国立・公立・私立大学1年生、および大学教職員
サンプル数: 大学1年生男女 412名
大学教職員 412名
方法: インターネット調査
調査結果の要約:
・現在、就職活動は売り手市場と言われていますが、学生は「ブランドの魅力」や「資格」、「就職に有利」と、就職により役立つ条件を求めて大学を選んでいます。
・大学生活の一番の不満点として「講義が期待していたほど魅力的ではない」ことを挙げる学生が最も多い結果となりました。一方、大学の教職員は今の大学に欠けているものとして、「研究環境への投資」(36.4%)が最も多く「社会に出て役立つ講義内容」は4位(29.1%)でした。
・理想の大学教授としては、国際的にも才能が認められ、幅広い経験に裏打ちされた豊富な話題と、ユーモアのある斬新な観点から講義を行ってくれそうな「北野武さん」が1位に選ばれました。
ジャストシステムは、「TRUSTIA」をはじめとした大学向け製品・サービスを提供しています。今後も、大学側と大学生の双方にとってよりよい大学運営をサポートするために、製品・サービスの開発や有益な情報の提供を行っていきます。
【調査結果概要】
■大学を選ぶ理由は将来を見据えて、就職により有利となる条件を
大学1年生が「今の大学に進学した理由」は、1位「大学のブランドの魅力」(34.0%)、2位「就職に有利」(33.5%)、2位「資格をとるため」(33.5%)でした。売り手市場と言われていても、将来の就職に備えて少しでも有利な条件を揃えておきたいという、学生の心情が伺えます。
■教職員は学生に学業に励んでほしいと望むが、学生からの講義評価点は56.5点
大学教職員は「学生時代に是非やっておいてほしい」こととして、「学業に励む」を1位(30.8%)に挙げています。しかし、大学1年生の大学の講義に対する評価は、56.5点(平均値)なので、両者の間に授業に対しての認識の差があるようです。
■大学1年生の一番の不満点は「講義が期待していたほど魅力的ではない」
大学生が挙げる大学生活の一番の不満点は「大学の講義が期待していたほど魅力的ではない」(21.1%)。その理由としては1位「内容がつまらない」(42.7%)、2位「教授が一方的に話し過ぎる」(32.5%)と、内容とともに講義の方法についても不満があるようです。
■大学教職員が考える大学に欠けているものは「研究環境への投資」
大学教職員が現在勤務している大学に欠けていると考えているものとして、1位「研究環境への投資」(36.4%)、2位「大学改革の前向きな取り組み」(35.4%)、3位「大学自体のPR活動」(29.4%)となりました。「社会に出て役立つ講義内容」は4位(29.1%)でした。
■理想の大学教授として「北野武さん」が第1位に
大学生が選ぶ理想の教授は、第1位 北野武さん(35.4%)、第2位 太田光さん<爆笑問題>(29.4%)、第3位 三谷幸喜さん(28.2%)となりました。
話題が豊富で、その人の個性が表れる、斬新な観点からのユーモアあふれる講義を期待しているようです。
【リアルな情報満載の大学Webサイト「大学塾!!」】
サイト名:リアルな情報満載の大学Webサイト「大学塾!!」
公開日:10月18日(水)
URL:http://www.justsystem.co.jp/daigakujuku/
内容:「全国の大学1年生・大学教職員 意識調査」の詳しい調査分析結果を公開しています。そのほか、『大学図鑑!』(ダイヤモンド社)のコンテンツをベースにした、全国エリア別の「大学ポジショニングマップ大図鑑」など、大学関連の情報を提供していきます。今後、大学についてのアンケートを本サイト上で実施し、その結果についても随時公開していく予定です。
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調査結果情報:http://www.justsystem.co.jp/daigakujuku/
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