日立コンサルティング、営業支援システムに「Siebel CRM On Demand」を導入
日立コンサルティング、新営業支援システムを稼動開始
~戦略的営業活動強化を目的に、「Siebel CRM On Demand」を採用~
株式会社日立コンサルティング(本社:東京都港区港南、代表取締役社長:ポール 与那嶺、以下 日立コンサルティング)、日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅 正明、以下 日本オラクル)、日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区永田町、代表取締役:村上智、以下 日本オラクルインフォメーションシステムズ)は、日立コンサルティングが「Siebel CRM On Demand」を採用して営業支援システムを稼動開始したことを発表します。
日立コンサルティングは、日立グループにおけるコンサルティングの中核会社として2006年4月に発足し、ビジネスコンサルティングからシステムインテグレーションまでを一貫して提供しています。現在の社員400名体制を今後2008年までに、1,000名規模まで事業を拡大していくにあたり、営業活動の効率化、戦略的営業活動の強化が求められるため、新営業支援システムとして「Siebel CRM On Demand」を導入しました。同システムは、提案システム内容、進捗状況、受注見込みおよび確定金額などの案件管理に活用しています。同社は本システム導入により、サービスの戦略的提案や顧客への受注活動の迅速化などの改善や効果を期待しており、いずれは日立グループへの展開も検討しています。
同社は、「Siebel CRM On Demand」のグローバル標準のプロセスモデルを備え、短期かつ低コストで導入できるなどの点を高く評価した結果、採用を決定しました。なお、日立コンサルティングは、2006年8月に「Oracle Applications」の「Oracle Partner Network」パートナーとなり、「Oracle Applications」関連事業を強化しています。中でも今回の「Siebel CRM On Demand」の導入実績やノウハウを生かして、「Siebel CRM」のビジネス拡大を目指します。
●「Siebel CRM On Demand」について
Siebel CRM On Demandは、Web上で提供されユーザーが月当たり定額でインターネットブラウザからアクセスできるSaaS型CRM製品です。Siebel CRM On Demandを迅速に、簡単に、事前のIT投資なしに手軽なコストで導入することが可能です。Siebel CRM On Demandには営業、マーケティング、サービスなどの全機能が備わり、顧客分析ツール、バーチャルコールセンター技術、ベストプラクティスも組み込み済みで、ワールドクラスのSaaSサービスとサポートを提供します。
●「Siebel CRM」について
Siebel CRMは、マーケティング、営業、サービス、および従業員のパフォーマンスに対し、業務支援と業務に連動したインサイト(洞察)を提供するので、より優れた成果を実現することができます。また最新版であるSiebel 7.8は、先進のオーダー管理機能、組込み済みの分析機能を強化しています。Siebel CRMの特徴は、幅広い業種別ソリューションを提供している点で、通信、金融、ハイテク、自動車、ライフサイエンスをはじめとし23業種に対応しています。
●「Oracle Partner Network」について
「Oracle PartnerNetwork」は、独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ、ハードウェアベンダーなど、オラクル製品を取り扱う企業や、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナーの営業支援プログラムです。「Oracle PartnerNetwork」は地域や企業規模に偏ることなく市場の需要に応える効果的な営業支援を行って、ビジネスのカバレージを拡大します。
●日立コンサルティングについて
2002年7月設立。2006年4月日立コンサルティングに社名を変更するとともに、代表取締役社長にポール与那嶺が就任。日立グループにおけるコンサルティングの中核会社として、経営・業務・ITコンサルティングからシステムインテグレーションまでを一貫して提供するBSI(Business Consulting and Systems Integration)モデルをリードし、日本発日本型のグローバルコンサルティング会社として、グローバル化を加速している顧客企業に対し、国内外でシームレスなサービスを提供していきます。今後積極的にコンサルタント人員を増強し、2008年度中には1,000名体制とし、国内外あわせて3,000名体制とする計画です。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530名(2006年5月末現在)。
*Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、及びSiebelは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。