2005年03月17日
【ネットリサーチのDIMSDRIVE、「花粉症」に関するアンケート調査結果を公開】
◆ 46%の人が花粉症
◆ くしゃみ連発回数の平均は ・・・6.1回
◆ 効き目があった花粉症対策は?
◆ 使用頻度が増える交通手段は自家用車
◆ 今年の花粉は30倍。“花粉症になるかもしれない”
ネットリサーチのDIMSDRIVE(インターワイヤード株式会社)では、2005年3月4日(金)から3月10日(木)にかけて「花粉症に関するアンケート」を行った。回答者は全国の10代から60代以上の男女4917人(男性:2073人、女性:2844人)。
■ 46%の人が花粉症
「あなたは花粉症ですか?」と尋ねたところ、13%の人が“ひどい花粉症”、33%の人が“軽い花粉症”と回答。回答者の46%もの人が花粉症にかかっている。
性年代別の回答で見ると、男性よりも女性の方が、花粉症にかかっている人の割合は多い。
花粉症の人の割合が最も多いのは40代の女性で、52%。最も花粉症の人の割合が少ないのは60代の男性で、33%であった。60代に関しては男女とも、どの年代よりも花粉症の人の割合が少ない。(※60代女性はN=50未満なので参考値)
■ くしゃみ連発回数の平均は - 6.1回
花粉症の人(N=2307)に、いつ頃から花粉症になったかを尋ねたところ、“5年以上前から”が67%と、圧倒的に多かった。今シーズン花粉症になってしまった人は4%であった。
「花粉症で困っていること」を尋ねたところ、最も多かった回答が“鼻水、鼻づまり”の87%、次いで“目のかゆみ”83%、“くしゃみ”75%であった。
複数の症状が出いる人が多く、症状の種類は多岐にわたっている。
“くしゃみ”と回答した人(N=1723)に「くしゃみ連発記録」を尋ねたところ、“5~6回”と回答した人が38%で最も多かった。また、16%の人が“9~10”連発した事がある、と回答している。くしゃみ連発記録の平均は6.1回であった。
■ 効き目があった花粉症対策は?
花粉症の人(N=2307)に「花粉症対策をしていますか?」と尋ねたところ、対策をしている人は78%であった。22%の人は“対策をしていない”と回答している。
花粉症対策をしている人(N=1809)に、どんな対策をしているかを尋ねたところ、最も多かった回答は“手洗い・うがい”で67%、次いで“マスクやメガネなどの花粉症対策グッズ”が48%、“甜茶やヨーグルトなどの飲食物”が45%であった。各対策に、それぞれ多くの回答があり、複数の対策をしている人が多い、という結果が出ている。
「点眼薬・点鼻薬」に関しては、“市販の薬”(38%)の方が“病院で処方された薬”(29%)よりも利用している人が多く、「飲み薬」に関しては、“病院で処方された薬”(30%)の方が“市販の薬”(19%)よりも利用している人が多かった。
“甜茶やヨーグルト”(45%)などの飲食物に比べて、“サプリメント”(22%)で対策をしている人は少なく、割合は約半分であった。
「その他」の回答として、“外出を減らす”、“鼻を洗う”、“鍼治療”、“レーザーで粘膜を焼く”、“花粉が付きにくい服を着る”などが挙げられた。
「効き目があった花粉症対策」については、“マスクやメガネなどの花粉症対策グッズ”27%、“病院で処方された飲み薬”26%、“手洗い、うがい”25%などに多く回答が集まった。
「対策をしている」という回答の数に比べると「効き目があった」と回答された数は少なく、8%の人は“効き目があった対策はない”と回答している。
「花粉症の情報をどこから得ていますか?」と尋ねたところ、78%の人が“TV”と回答。ついで“パソコンのインターネット”39%、“新聞”37%であった。“携帯電話のインターネット”で情報を得ている人は1%と、少なかった。
■ 使用頻度が増える交通手段は自家用車
花粉の時期の交通手段について尋ねたところ、“交通手段に変化がある”と回答した人は8%、“変化はない”と回答した人は87%であった。交通機関を変える人はそれほど多くないという結果が出た。
交通手段に“変化がある”人(N=172)に「使用頻度が増える交通機関」、「使用頻度が減る交通機関」を尋ねたところ、「使用頻度が増える」交通手段には“自家用車”が最も多く挙げられ、63%であった。次いで“バス”23%、“電車”21%であった。
“使用頻度が減る交通機関”に関しては、“徒歩”が最も多く70%、次いで“自転車”53%、“電車”17%であった。
電車に関しては、利用頻度が増える人も減る人も多い。
■ 今年の花粉は30倍。“花粉症になるかもしれない”
----------------------------------------------------------------------
今年は、例年の10~20倍、多い地域では30倍の花粉が飛ぶだろう、と言われています。
(「2005年花粉予測」でweb検索した結果より)
----------------------------------------------------------------------
花粉症ではない人(N=2610)に、上記の文章を提示した上で、「あなたはどのように感じていますか?」と尋ねたところ、51%の人が“花粉症になるかもしれない”と回答した。“花粉症にはならない”と回答したのは22%であった。
<インターワイヤード株式会社>
社長:斉藤 義弘 本社:東京都品川区南大井
<DIMSDRIVE>
DIMSDRIVEとは…
約13万人のモニター会員を対象としたインターネットリサーチサービスです。
■お問い合わせ先■
インターワイヤード株式会社
DIMSDRIVE事務局
担当:大井/三浦
〒140-8547
東京都品川区南大井5-19-8
TEL: 03-3766-3810
FAX: 03-3765-3622
e-MAIL: timely@dims.ne.jp
http://www.dims.ne.jp/