2007年05月15日 東京JCは「環境と経済の好循環」を謳い「持続可能な社会の実現」を目指し活動を行ってきました。経済のグローバル化、人口減少という背景を鑑み、日本特に国内産業が安定した成長を維持していく為には、拡大を続ける世界経済の活力を国内に取り込む戦略が不可欠であり、都市再生による首都・東京の魅力向上はその大きな決め手となります。環境対応を内在化させた都市への転換はその持続可能性を飛躍的に高め、その進展による環境先進性はグローバル競争下における東京の価値を更に向上させるという好循環を生み出します。折りしも60年代に整備された都市インフラが更新期を迎えようとしている東京都は、再生の起爆剤としてオリンピック誘致という政策を打ち出し、2016年に向けた国内立候補地に選定されました。この一連の動きを「環境と経済の好循環」を具現化させる好機と捉え、民の役割を積極的に担っていくことにより誘致を推進し、都市再生延いては持続可能な社会の実現を加速させることを本事業の目的とし、オリンピックの開催や都市政策を官主体による一過性のものとせず、東京の未来に向けた民意の醸成を図っていかなければならない状況において、地域展開を可能とする運動体である東京JCが「都市社会の変革」という視点を持ってこのテーマに積極的に取り組んでいきます。 18:30: |