モルディブ共和国への義援金贈呈についてのお知らせ
昨年12月26日にインドネシアスマトラ島沖で発生しました巨大地震による津波の災害に関しまして、当在日モルディブ共和国名誉総領事館に多くの皆様からお見舞いのお電話やお手紙、電報などをいただき、誠に有難う御座いました。厚く御礼申し上げます。また、モルディブ共和国の災害復興のための資金の一部にと義捐金を多数の方からお寄せいただきました。重ねて厚く御礼申し上げます。
皆様からお預かりしました暖かいお心と義援金は、総額3,971,253円にもなり、在日モルディブ共和国名誉総領事館の弊社加賀電子株式会社からの義援金6,028,474円を加え、総額10,000,000円となりました。
これらの義援金は、去る2005年3月28日、在日モルディブ共和国名誉総領事館名誉総領事塚本勲(加賀電子株式会社代表取締役社長)が同国へ災害見舞いに訪問、同国国防省大臣兼津波被害センター長Mr. Ismail Shafeeu(イスマイル・シャフィーウ氏)に贈呈させていただきました。併せてこの場でご報告させていただきます。
同国滞在期間中に、Mr. Ismail Shafeeu(イスマイル・シャフィーウ氏) のほか、外務省副大臣Mr.Hussain Shihab(ハッサン・シハブ氏)、同審議官Mr.Ali Khaleel(アリ・カリール氏)、観光省大臣Dr. Mustafa Lutfi(ムスタファ・ルトフィー氏)、同副大臣Mr.Mohamed Saeed(モハメド・サイード氏) と会談をさせていただきました。
会談の中でのお話しを少しさせていただきます。
この度の災害により同国はGDPの約62%のダメージを受けております。震源地から少し離れているため被害状況は過小評価されがちでありますが、現況は、約1万5千人の住居が失われ、6万人が職を失っている状況です。公共設備、病院や学校、電力や電話、水道設備などの破損状況も厳しく、港湾設備や漁獲用の船舶や網、農作業用の道具なども不足しております。それらの復興のため、日本をはじめとする国際社会からの支援や今回の義援金は、大切に使わせていただきますとのことでした。
また、同国関係者からは、資金や物資よる支援を引き続きお願いする傍ら、同国最大の産業である観光業を早期復興の柱として掲げていきたく、海外からの観光客の誘致に在日モルディブ共和国総領事に対し何卒ご協力をお願いしたいとのことでした。既に、同国の海外観光客を受け入れる態勢は設備も含めて、被災前の状態まで進んでおり、あ とは観光客の増加を待つだけという状況です。
当在日モルディブ共和国名誉領事館といたしましても、日本の多くのみなさまが「海と島の楽園モルディブ」に訪れられることが同国に対してのいちばんの復興支援になることと信じております。
どうぞ引き続きご支援の程宜しくお願い申し上げます。
<問合せ先>
モルディブ共和国名誉総領事館
加賀電子株式会社社長室長志摩良一・担当奥田はる香
東京都文京区本郷2-2-9
電話:03-4455-3144
FAX:03-3815-6757
* 来る4月1日から3日まで、東京の池袋サンシャインシティコンベンションセンターにおいて「マリンダイビングフェアー海と島の旅フェア2005」が開催されます。モルディブ共和国観光省副大臣Mr.Hussain Shihab ほか関係者数名も来日されPR活動をされることになっております。ご来場いただければ幸いです。
第13回海の楽園見本市
マリンダイビングフェアー
海と島の旅フェア
日時:2005年4月1日(金)・2日・3日(日)10:00~17:00
会場:池袋サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO
文化会館Cホール(3F)・Dホール(2F)
詳細につきましては、下記URLにアクセスお願いします。
http://marinediving.com/mdf/index.htm