オンライン上での継続的な課金・決済業務を限りなくシンプルに。クレジットカード情報保持管理にも鉄壁の守り。
サイバーソースの継続課金サービス『サブスクリプション』
サイバーソース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:塩川博孝、以下サイバーソース)は「インターネット上で公共料金、その他特定のサービス料金などをクレジットカードで自動継続して支払いたい」といった継続型決済への関心の高まりに応えるクレジットカード継続課金サービス『サブスクリプション』を2006年7月3日に開始いたしました。
■ 継続課金サービス 『サブスクリプション』 概要
『サブスクリプション』の仕組みとは次の通りです。サービスの提供者は、オンライン店舗(EC)上などで入力されたカード情報と決済に必要な情報をサイバーソースへ送信します。サイバーソースは送られた情報を精査した後、サーバ内に情報を登録保管し、登録情報ごとに20数桁のID番号を発行します。定期的な課金、一定期間にわたる料金支払いなどの継続的な課金・決済、また登録済情報の更新は、サイバーソースより発行されたこのID番号を参照して実行します。サーバ内に格納された情報に直接触れることなく、安全な決済管理、顧客情報管理が可能になります。
『サブスクリプション』の採用により各種会員サービス、オンラインゲーム、eラーニングなどを提供する大規模、また中規模企業にとって、「カード情報を委託することにより情報漏えいリスクを低減」、「自動継続決済導入によって中途解約の機会損失を軽減」、「定期契約による顧客マーケティングサイクルの伸張」などが期待できます。消費者にとっても「個人情報の都度入力」、「支払い忘れ」といった負担がなくなり、企業側・消費者双方にとって利点が見込まれます。
■ 『サブスクリプション』 3つの特徴
1 簡単な設定できめ細かな課金・決済条件の設定が可能
『サブスクリプション』の導入はサイバーソースが無料で提供するAPI(Application Program Interface)の組み込みによって行い、特別なサーバーの準備や大規模な開発は不要です。サイバーソースのAPIは業界屈指の柔軟性、拡張性を強みとし、既存の会員管理システムなどとの連動も可能です。
2 世界標準レベルのセキュリティ - クレジットカード情報保管管理
カード情報、個人情報の漏洩はビジネスにとっていまや死活問題です。サイバーソースのデータセンターはクレジットカード業界における国際的な情報セキュリティ規格(Payment Card Industry Data Security Standard)に準拠したミッションクリティカル。週7日間365日の有人管理体制のもと、世界トップレベルの堅固なセキュリティを誇ります。
3 自由形決済
サービス提供者さらにはエンドユーザーの利便性を追及し、限りなく自由な継続決済を提供できるのが『サブスクリプション』の特徴です。例えば、サイバーソースが主体となり課金を行う「自動課金」とは、決済スケジュールを一度確定すると、その後の継続決済は当社に一任していただくことで業務の単純化、省力化が図れる課金方法です。また「ビジネスやサービス、取り扱う商品に合わせて任意の決済日や課金回数の細い設定が必要」といった複雑な条件を伴う課金や「1回だけ割引」のような急な変更を伴う決済においても『サブスクリプション』なら、さらりと対応できます。
■ 開発環境について
サービスのご利用にあたり、サイバーソースより提供するAPIの組み込みには以下の環境が必要となります。
OS Linux(R), Solaris, Windows(R)
言語 ASP/COM, C, Java(TM), .NET, PHP, Perl (XMLにも対応しています)
【関連リンク】
サイバーソース株式会社 ホームページ www.cybersource.co.jp