ハイブリッド・サービスの上海地域向け通販コールセンターシステムを納入
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)はこのたび、日系企業としてはじめて中国(上海および近郊)でオフィス用品のカタログ通信販売を行っているハイブリッド・サービス株式会社(社長:永瀬 則幸、本社:東京都千代田区、以下 ハイブリッド・サービス)に対し、弊社のCTIサーバ「CTstage(R) 4i for .NET(以下「CTstage 4i」)中国語版」をベースとする通信販売業務用コールセンターシステムを納入しました。本システムは16席にて本日より本格稼動を開始し、今後さらに席数を増やす計画です。
ハイブリッド・サービスは、中国現地でのオフィス用品カタログ通信販売事業を目的に、2003年10月に中国上海市に現地法人 海伯力国際貿易(上海)有限公司(総経理:芳川 政宏、本社:中国上海市)を設立しました。プリント消耗品や文具、事務用品からOA家具まで、オフィス用品全般をカバーした通信販売カタログ「オフィスダイレクト」により、上海および周辺地区に進出している日系企業や個人ユーザー向けに販売を行っており、大変好評を得ています。今回、事業拡大に伴い増大する通信販売業務をより一層効率化することを目指し、コールセンターの更新を検討していました。
その結果、既存の業務システムとの連携およびカスタマイズが容易であること、また日本のコールセンター市場においてトップシェアを有する(※)商品であることから、「CTstage 4i」が採用されました。
また、本システムには、株式会社バイナル(社長:岡本 治彦、本社:名古屋市東区)による在庫管理・販売管理を行う一連の業務システムが連携します。これらのシステムの連携により、海伯力国際貿易(上海)有限公司の通信販売の受注業務を効率化し、同社活動の強化を実現しています。システムのプラットフォームとしては、ヒューレット・パッカード カンパニー(以下 HP)製のPC・サーバを使用しています。
今後、ハイブリッド・サービスでは事業拡大に伴う本システムの席数増加を計画しており、沖電気では中国全土に保守拠点を持つHPとの協業により、その保守網を活用して対応していきます。中国側のシステム構築は、沖電気の現地法人である沖電気軟件技術(江蘇)有限公司(董事長:坪井正志、本社:中国江蘇省常州市)が行います。
(注1) 出典:矢野経済研究所「2005コールセンター/コンタクトセンター市場の実態と戦略展望」
本発表に関して、日本ヒューレット・パッカード株式会社様から以下のメッセージをいただいております。
日本HPは、この度、沖電気工業様が「CTstage」を用いたコールセンターシステムを、ハイブリッド・サービス株式会社様から受注されたことを喜ばしく思います。弊社は沖電気工業様へのサーバ、ミドルウェアの供給を中心とした協業により、様々な分野における両社のソリューション事業拡大を目指してまいりました。今後は、沖電気製「CTstage」と弊社のサーバ・PC製品および全国保守網を活用したシステムにより、中国コールセンター市場における協業を加速してまいります。
本事例はその第一弾となるもので、ハイブリッド・サービス株式会社様に安心してご使用・運用いただけるソリューションとなるものと確信しております。
日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員 エンタープライズストレージ・サーバ統括本部
統括本部長 松本 芳武
※会社概要など詳細は添付資料参照
- 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 -
PC/WS インフォメーションセンタ 電話 0120-490-988
- 「CTstage」に関する詳細情報へのアクセス -
Webサイト:http://www.ctstage.com