IIJ、不正侵入防御機能を実装した「IIJマネージドIPSサービス」を提供開始
-「IIJネットワーク侵入検知サービス」のIDS機能を大幅拡充し、セキュリティサービス・ラインアップを強化-
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証マザーズ)は、社内ネットワークへの不正アクセスを検知し、リアルタイムに攻撃を遮断するIPS(Intrusion Prevention System)機能を実装した「IIJマネージドIPSサービス」を、2006年7月3日より提供開始いたします。
「IIJマネージドIPSサービス」は、お客様の社内に設置したIPS機器において、ネットワークに流れる通信を常時監視し、不正な攻撃を検知しリアルタイムに遮断することで、サーバやネットワーク環境を防御するサービスです。IIJのセキュリティエンジニアが、サービス導入前にお客様の環境に合わせた最適な設定を行うほか、24時間365日の不正アクセス監視を行うことで、お客様は余分なコストや手間をかけずに、手軽に不正アクセスの侵入防御を実現できます。
本サービスは、IPS機器として、世界で数多くの実績を誇るインターネット セキュリティ システムズ社(ISS)のProventia(R)GXシリーズを採用いたします。インターネットと社内ネットワークの境界点だけでなく、社内LANやWANなどの内部ネットワークにIPS機器を設置することで、社内外からの不正アクセスを未然に防御し、社内ネットワークの安全性を確保いたします。また、IIJが提供するサービスと組み合わせてご利用いただくことにより、セキュアなネットワーク環境をワンストップでご提供いたします。
IIJでは、従来、社外からの不正アクセスを検出するIDS(Intrusion Detection System)機能を実装した「IIJネットワーク侵入検知サービス」を提供しておりましたが、今回新たに、IPS(不正侵入防止)機能を追加した「IIJマネージドIPSサービス」を開始することにより、セキュリティサービスのラインアップを大幅に強化します。
今後、ファイアウォールを始めとした各種セキュリティサービスをより一層強化し、インターネットとの境界及び企業間/社内ネットワークにおけるサービスの拡充に努めてまいります。
・「IIJマネージドIPSサービス」概要
IPS機器のレンタル提供
24時間365日の機器監視・保守
IIJエンジニアによる導入前コンサルティング
Web画面上でのレポート
・「IIJマネージドIPSサービス」で実現する機能
インターネットと社内LANの境界における、不正アクセス侵入検知・防御
お客様LAN内における、不正アクセスの侵入検知・防御
・利用料金: 月額35万円~
※ご利用の帯域、レンタル機器の機種によって変わります。
■「IIJマネージドIPSサービス」提供イメージ図
※添付資料参照