2006/07/04 日本ユニペット、ボトル用ＰＥＴ樹脂の価格を値上げ

ボトル用ＰＥＴ樹脂の価格改定の件


　日本ユニペット株式会社（本社：東京都中央区、社長：深尾　年樹）は、国内向けボトル用ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂に関して、本年７月１６日出荷分より＋２５円／ｋｇの価格改定を実施いたします。

　ポリエステル樹脂用の原料モノマーであるテレフタル酸（ＴＰＡ）の価格は、その粗原料であるパラキシレンの高騰を受け急速に上昇を続けております。もう一方の原料モノマーであるエチレングリコール（ＭＥＧ）も原油及びナフサ価格の上昇に伴い価格上昇が続いております。当面国内外の原料モノマーは需給タイトな状態が続くと考えられ、原料モノマー価格は今後も高止まりすると予想されます。
　また原油の高騰により副資材、レジン製造時の燃料代及び輸送コストも上昇を続けており、この上昇幅は社内の合理化等で吸収できる限度をはるかに超えており、早急に価格への転嫁を実施せざるを得ない状況となってきております。
　尚、本件に関しましては既に需要家と交渉に入っております。


１．対象品目：ボトル用ＰＥＴ樹脂
２．値上時期：２００６年７月１６日出荷分より
３．値上幅　：国内向けポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂全銘柄
　　　　　　　　＋２５円／ｋｇ


＊参考資料あり。

● 関連リンク

• 三菱化学（株）　ホームページ