<歯の健康に関する調査>
~歯科の定期検診を受診している人は3割~
最も気になること「虫歯」「歯並び・噛み合せ」「歯周病」
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『歯の健康』に関する調査を実施し、2006年6月1日~5日に13,741件の回答を集めました。本調査結果について発表いたします。
調査結果
【まとめ】
6月4日は「虫歯予防デー」でした。近年、虫歯や歯のかみ合わせが体全体に及ぼす影響などが広く知られるようになり、歯の健康を守るためのアイテムが増え、虫歯予防のための教育や検診などが積極的に行われています。日常、歯の健康で気になっていることや実践していること、定期検診の受診状況などを聞きました。
歯科の定期検診を受けている人は約3割で、「3ヶ月に1回以上受けている」が4.5%、「半年に1回受けている」9.0%、「1年に1回程度受けている」が14.8%となっています。約2割は「以前は定期的に受けていたが、今は受けていない」とし、「定期検診は受けたことがない」が53.6%で、過半数にのぼります。定期検診を行う歯科が増えている一方で、受診しない人の割合も依然多いことがわかります。
現在気になっていることでは、「歯垢・歯石が気になる」が44.8%で最も多く、次いで「色素の沈着・歯の色が気になる」(34.4%)、「歯周病など歯ぐきに関するトラブル」(32.7%)、「歯並び・噛み合せが悪い」(32.6%)が3割程度で続きます。「虫歯がある」(26.7%)という悩みよりも、日常のケアに関することや見た目、歯ぐきのトラブルなどに関心が高いことがわかります。
最も気になっていることは、「虫歯がある」、「歯並び・噛み合せが悪い」、「歯周病など歯ぐきに関するトラブル」がトップ3で、いずれも15%前後となっています。これらの解消法としては、「悩みに対応した歯磨きを使用」(17.8%)、「歯科・矯正歯科に通っている」(16.9%)などが挙げられました。しかし、気になることがありながら「何もしていない」が45.8%と最も多くなっています。
歯磨きに使用するアイテムをたずねたところ、「歯ブラシ(電動ではないもの)」が83.2%と最も多く、次いで「歯磨き粉(ペースト状)」(51.3%)が5割を占めています。「電動・音波・超音波歯ブラシ」は17.5%、「液体歯磨き」(5.6%)は少数派となっています。その他のアイテムでは「デンタルフロス・糸ようじ」、「マウスウォッシュ(洗口液)」が約2割で3位、4位にラインしています。歯ブラシを選択する際の重視点では、「ヘッドが小さめ」が43.5%で圧倒的に多くなりました。また、歯磨き粉などを選択する際の重視点では、「効果」を求める声が多く、「虫歯予防効果」「口臭予防効果」「歯垢除去効果」がトップ3に挙げられています。
【ポイント】
◆9割が歯の健康を気にしている
◆最も気になっていることの1位は「虫歯がある」。対応策は「悩みに対応した歯磨きを使用」が1位だが、「何もしていない」も45.8%を占める
◆歯磨きアイテム選択時の重視点として、歯ブラシ類は「ヘッドが小さい」「価格が安い・コストパフォーマンスがよい」、歯磨き粉類については各種「効果」が重視され「価格」は7番目