マクロミル、20・30代の未婚女性を対象にした「結婚観に関する意識調査」結果を発表
未婚女性1000人に聞いた結婚観
シングル女性結婚を焦るのは30才、あきらめるのは40才がピーク
未婚女性の4人に1人が「子供は欲しいと思わない」
結婚相手に求める条件「経済力」よりも「家事・育児の協力」「仕事への理解」
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、社長:福羽泰紀)は、全国20代・30代の未婚女性を対象に、「結婚観に関する意識調査」を実施いたしました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間2006年7月11日(火)~7月12日(水)。有効回答数は1,040名から得られました(20代・30代を均等に回収)。
【調査結果概要】
【1】シングル女性結婚を焦り始めるのは30才、あきらめるのは40才がピーク
いくつから結婚を焦る、またあきらめる気持ちが芽生える(芽生えた)のかを尋ねたところ、焦り始めるピークは30才、あきらめ始めるのは40才がピークであることが分かりました。焦り始める年齢は30才に向けて徐々に高まる傾向にあり、あきらめ始める年齢は35才で一度高まった後、40才でピークを迎える傾向を示しました。未婚女性の結婚に対する気持ちは、5才刻みで大きな節目を迎えるようです。
【2】未婚女性の4人に1人が「子供は欲しいと思わない」
未婚女性に子供が欲しいと思うか尋ねたところ、4人に1人は「欲しいとは思わない」と答えました。欲しいとは思わない理由を尋ねたところ、トップは「子供を育てる自信がない」47%、次いで「現在の社会状況の中で子供を育てることに不安がある」46%、「仕事と子育てを両立するのが困難」37%となりました。
【3】未婚女性、33才を超えると「恋人なし」が過半数
結婚を考える恋人がいるかどうか尋ねたところ、3人に1人は「いる」と答えました。また、「恋人はいない」と答えた人は半数以上おり、2人に1人は恋人がいないことが分かりました。
年齢別に見ると、23才、27才で最も恋人がいる率が高まっていますが、33才を超えると恋人が「いない」人が半数以上を上回る傾向が強くなります。未婚女性の恋人の有無は、33才が分岐点になっているようです。
【4】結婚相手に求める条件「経済力」よりも「家事・育児の協力」「仕事への理解」
結婚意向のある未婚女性に対して結婚相手に求める条件を尋ねたところ、「性格・人柄」が100%、次いで「価値観・相性が合うこと」98%、「恋愛感情」91%が9割を超える高い結果となりました。
この他は、「経済力」(84%)「職業」(55%)「社会的地位」(30%)などの条件より、「家事・育児の分担・協力姿勢」(88%)「自分の仕事への理解と協力」(86%)の方が高い順位となっています。男性の家事・育児参加に関する意識や女性の仕事に対する理解のあり方が、今後の未婚女性の結婚に影響を与えそうです。
「未婚女性の結婚観に関する意識調査」
【調査結果詳細】
(*添付資料参照)