矢野経済研究所、「ワンセグ携帯の視聴スタイル」に関する調査結果を発表
ワンセグ携帯の視聴スタイルに関する調査
-2010年 国民の3割がワンセグ携帯を所持-
【 調査要綱 】
矢野経済研究所ではワンセグ携帯に関するWebアンケート調査を実施し、ワンセグ携帯所有者、購買意向者、非購買意向者のユーザ特性の分析、所有者の視聴スタイル調査・分析、ワンセグ携帯の普及予測を行った。
1.調査対象:弊社インターネットリサーチサービス(YDS)モニター(一都三県に限定)
2.調査期間:2006年6月6日~2006年6月20日
3.調査方法:Webアンケート調査
【 調査結果 】
●HDDレコーダーを補完するワンセグ携帯
ワンセグ携帯で視聴される番組は、ニュースやスポーツなどリアルタイム性が求められるジャンルが多い。一方、HDDレコーダーで録画されるジャンルは映画・ドラマなどが中心であるため、ワンセグ携帯はHDDレコーダーを補完する形になっているといえる。
●購入意向者の動向がワンセグ携帯の普及に影響を及ぼす
購入意向者は、所有者よりも、デザインやブランド・流行などに敏感な傾向があり、ワンセグ携帯の普及に大きな影響を及ぼすと予想される。また、職業別では、所有者には会社員が多く、主婦が少ない傾向となっていた。
●2010年のワンセグ携帯普及台数は34,800千台
ワンセグ携帯は、2008年に北京オリンピックというキラーコンテンツの登場やワンセグ独自放送の開始が期待されることにより普及が進み、18,350千台になると予測する。以降、2010年には34,800千台まで伸びると予測する。
【 資料発刊 】
資料名:「2006視聴スタイル動向調査 -イノベーターはワンセグ携帯をこう使う-」
発刊日:2006年7月27日
体 裁:A4/532ページ
定 価:231,000円(税込)