リサ・パートナーズ、大東銀行と事業再生に関する業務協力協定を締結
大東銀行との事業再生に関する業務協力協定締結に関するお知らせ
本日、当社および当社100%子会社である株式会社リファスは、株式会社大東銀行(取締役社長 能勢 秀幸・福島県郡山市)との間で、事業再生に関する業務協力協定を締結致しましたので、下記の通りお知らせいたします。
大東銀行は、郡山市を中心に福島県下全域を営業地盤とし、「地域経済に密着したコミュニティ銀行」を目指している地域金融機関です。福島県においては2004年10月に東邦銀行と「福島リバイタルファンド」を組成し、再生業務に取り組んでおり、今回の業務提携により福島県におけるネットワークが更に充実したものとなります。
また、今回の業務協力協定により、事業再生に関する提携金融機関数は50金融機関に達します。地域金融機関との幅広いネットワークと全国の再生業務を通じて蓄積したノウハウを最大限活用し、引き続き地域経済の一層の活性化に取り組んで参ります。
1.再生支援の対象企業
福島県において一定の経営基盤を持ち、相応の収益性は保っているものの、過剰負債や不採算事業部門等の問題があることにより企業活力が削がれている企業を、主たる再生支援対象とします。
2.業務協力の概要
今回の業務協力協定においては、当社が地域特化型再生ファンドや、官民一体型再生ファンドの運営などで培った事業再生ノウハウや、全国の地域金融機関ネットワーク等を提供することにより、過剰負債の処理、不採算事業のリストラ、M&A等の再生シナリオを策定・遂行し、対象企業の再生と地域経済の活性化を同時に実現して参ります。
〔業務協力の概要〕
1)再生対象企業の選定における相互協力
2)再生対象企業の業務改善策・リストラ戦略等の再生シナリオ立案
3)上記の事業再生戦略の遂行における相互協力
4)再生対象企業の再生進捗状況等の情報共有
3.当期業績への影響
本件により、今後手掛ける再生案件の増加に伴うフィー収益等が期待できますが、現状のところ業績に対する影響は軽微と見込んでおります。
4.株式会社大東銀行の概要(平成18年3月末現在)
1)名称:株式会社大東銀行
2)主な事業内容:普通銀行業
3)設立:昭和17年8月
4)本店所在地:福島県郡山市中町19番1号
5)代表者:取締役社長 能勢 秀幸
6)資本の額:14,256百万円
7)従業員数:588名
8)大株主構成および所有割合:
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.06%
日本証券金融株式会社 2.73%
株式会社損害保険ジャパン 2.42%
大東銀行行員持株会 2.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1.87%
9)当社との関係:
人的関係、資本的関係、取引関係はございません。
5.当社の事業再生ネットワークの状況(ご参考)
(*添付資料参照)
以上