日立東日本ソリューションズ、送信メール暗号化サーバー設置サービスを提供開始
チープ革命でBtoBへのS/MIME適用を促進
― メール暗号化サーバ設置サービス『eMailKit S/MIMEゲートウェイ』を発売 ―
株式会社 日立東日本ソリューションズ(本社:宮城県仙台市青葉区本町2-16-10 TEL:022-266-2181(代) 代表取締役社長:茅根 修)は、このたび送信メール暗号化サーバ設置サービス「eMailKit S/MIMEゲートウェイ」を開発、2006年8月8日より提供を開始致します。
サービス名 :メール暗号化サーバ設置サービス「eMailKit S/MIMEゲートウェイ」
提供価格(税別):498,000円より ※ハードウェア調達費用含まず
発売日 :2006年8月8日
ビジネスに欠かせない道具となったメールシステム。その利便性から利用者の危機意識が希薄になり、情報漏洩を招いてしまう危険性は常に付きまといます。情報の電子化が一般的となった現在、情報漏洩事故を未然に防ぐためのセキュリティ対策は企業にとって必要不可欠なものです。企業にとって個人情報や営業秘密の漏洩は、社会的信用の失墜、ひいては損害賠償、取引防止、株価暴落など、経営基盤をゆるがせかねない大きな問題になってきました。
一方、企業のセキュリティ投資は増加する一方で、これまで以上に「導入・保守費用の節減」と「費用対効果の明確化」が強く求められるようになりました。
当社は、Webに比べて遅れているメールのセキュリティ対策を低コストで実現する「eMailKit S/MIMEゲートウェイ」を開発致しました。eMailKit S/MIMEゲートウェイは、送信メールの暗号化と電子署名を容易に実現するメールセキュリティソリューションです。既存システムの改造が不要な上、経済性を重視したソリューション構成と柔軟なSEサービスにより投資効果の高いセキュリティ対策を実現します。
【eMailKit S/MIMEゲートウェイとは】
送信メールを自動的に暗号化/電子署名する仲間 SMTPサーバの設置サービスです。既存のアプリケーションサーバやWebサーバから送信される、個人情報や営業秘密を含んだメールを暗号化/電子署名したいという場合にお勧めのソリューションです。
eMailKit S/MIMEゲートウェイは、必ずしも専用のハードウェアを必要としません。最小構成はサーバソフトウェアのインストールのみで、既存のWebサーバやアプリケーションサーバと同一のコンピュータにSMTPサービスとして共存が可能です。
構成ソフトウェアとして当社が2003年に開発・発売した高信頼性メールライブラリ「eMailKit」を使用することで、従来の常識を覆すチープ革命を実現できました。
【S/MIMEゲートウェイを選ぶ理由】
●低コストで導入できます。既存のアプリケーションを改造する必要はありません。
●ゲートウェイ型なので、多数のアプリケーションでS/MIMEの機能を利用できます。
●お客様のご要望に合わせて、証明書取得や取引先向け説明資料作成など、柔軟にご支援致します。
【S/MIMEゲートウェイの利用シーン】
●ホスティング:Webサーバから送信するフォームメールを暗号化
●メールマガジン:顧客に送付する案内メールに電子署名を付与
●商取引:受発注システムから取引先に送付する注文書や請求書を暗号化
●FAX配信:iFAX(*1)、InterFAX(*2)宛に送信するFAX原稿を暗号化
(*1)開発元:エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、(*2)開発元:株式会社 ドゥイット
当社は、費用対効果の高いポイントセキュリティソリューションに重点を置いてラインアップを充実させて参ります。まずはWindows版から出荷を開始し、LinuxやSolarisへも順次対応を図っていく予定です。また、受信メールを自動的に復号して添付ファイルを展開するソフトウェアの開発サービス「eMailKit S/MIMEポッパー」も同時に発売しております。
「eMailKit S/MIMEゲートウェイ」の販売計画としては、今後3年間で導入800社、12億円を見込んでいます。
尚、本製品の概要につきましては、当社ホームページ( http://www.hitachi-to.co.jp/prod/prod_2/inter/emk/index.html )でご紹介しております。
【製品に関するお問合せ先】
■(株)日立東日本ソリューションズ
公共ソリューション本部
〒980-0014 仙台市青葉区本町2-16-10(NBF仙台本町ビル10F)
TEL:022(266)2063 FAX:022(262)8344
【E-Mail】 emailkit@hitachi-to.co.jp