昭文社、「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」改訂版と地形・起伏がわかる「ワイド判」を発売
地形・起伏がわかるシート型地図も新発売!
『震災時帰宅支援マップ』改訂版&『ワイド判』発売
株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田 茂夫、東証コード:9475)は、8月10日より『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』の改訂版、及び広げて見るシート型の地図『震災時帰宅支援マップ ワイド判 首都圏』を発売いたします。
『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』は、万が一東京直下型の震災が起こり帰宅困難に陥った場合、自宅まで歩いて帰るための地図です。 「帰宅支援ルート」とその沿道の災害時に役立つ情報を示したこの地図は、昨年8月に発売以来、ご好評を頂きました。
このたび、さらに災害時に役立つ情報を掲載した「改訂版」とともに、広げて使えるシート型の地図『ワイド判』も同時出版いたします。
新たに発売する『ワイド判』は、全体が一覧できる、一枚ものの地図です。『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』同様、「帰宅支援ルート」や災害時に設定される「帰宅支援ステーション」がひとめでわかるだけでなく、地図のベースを標高別に色分け(段彩陰影図)をしており、地形の起伏がわかるようになっています。この標高別色分けは国土地理院刊行の5mメッシュ数値地図を採用した表現方法となります。
「改訂版」では、被災した際に避難所や帰宅支援ルートへたどり着くための地図「都心詳細図」が更に充実。山手線内の都心を詳しい地図でカバーするだけでなく、主要道路の歩行困難度を色分けして表示。沿道の歩行注意情報も掲載しており、道筋を探す目安として利用できます。
■『震災時帰宅支援マップ ワイド判 首都圏』特長
~広げて使えるシートタイプの帰宅支援マップ。ひとめで首都圏からの帰宅支援ルートとエリア全体が把握できます~
(1)都心の地形・起伏がわかる!地形色分け表現
国土地理院発行の5mメッシュ数値地図を使用し、地図のベースを標高別に色分けして表現しています。
これにより普段あまり目にすることのない都心の地形が把握でき、また帰宅支援ルートが谷筋なのか、台地上なのか、0m地帯を通るのかがわかります。
(2)耐水性紙使用
水濡れに強いオーパー紙を使用、耐水性を持たせています。壁に貼っておく、持ち運びに、どちらにも便利です。
■『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』(増補改訂版)特長
(1)道路の危険度情報を掲載、詳しくなった「都心詳細図」
◆予想される道路危険状況を色分け、歩行注意情報も掲載
主要な道路の状況を、周辺での火災や建物倒壊の危険度、地盤の強度から3段階に区分し、色分けして示しています。
また歩行困難度を色分けして表示した道路に「建物の倒壊」「液状化現象」などの歩行注意情報もコメントで表示しています。
これらにより被災地点から帰宅支援ルートの起点までの道筋の目安をつけることができます。
さらに被災の際に有用な都心の避難所や広域避難場所などの情報も掲載しています。
(2)さらに充実のルートマップ
~「帰宅支援ルート」は東京都選定の帰宅支援対象道路および隣接する各県の緊急輸送路をもとに当社独自で選定した12ルートを掲載しています~
◆ルートごと、歩く方向そのままに地図が展開
都心から放射状に延びる帰宅支援ルートは、各ルート別に進行方向を上にした地図で掲載。都心の起点を下に、歩く方向そのままに地図が展開する、実用的な構成です。コンパクトなサイズなので地図を開いた状態でそのまま歩けます。
◆帰途に必要な情報満載
災害時に設定され、水・トイレ・情報などを提供する帰宅支援ステーション、支援体制がとられるガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどを見やすく表示しています。
また、当社独自の実踏調査による、看板・ブロック塀などの危険箇所や水飲み場、ベンチなどの休憩場所情報も新たに取材し直して掲載。
さらに都心の起点からの距離表示は、徒歩1時間の標準時間である3kmごとに表示しているので、歩行時の目安となります。
<商品概要>
■『震災時帰宅支援マップ ワイド判首都圏』
発売日:8月10日
定 価:630円(本体600円+税)
体 裁:地図・・・B全変型(縦765ミリ×横800ミリ)
表紙ケース・・・A5変型(縦210ミリ×横98ミリ)
収録エリア・縮尺:表面・・・23区内(縮尺1:45,000)
裏面・・・都心を中心に国道16号付近まで(縮尺1:100,000)
■『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』
発売日:8月10日
定 価:840円(本体800円+税)
体 裁:A5変型(縦210ミリ×横98ミリ)
頁 数:144ページ
収録エリア・縮尺:東京都心詳細図・・・山手線内(縮尺1:15,000)
帰宅支援ルート図・・・都心から国道16号内(縮尺1:30,000)