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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.06.Sat
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2007'01.27.Sat

オリンパス、サンプル深部まで観察可能な走査型多光子レーザー顕微鏡を発売

脳神経分野向け

オリンパス、走査型多光子レーザ顕微鏡「FV1000-MPE」を発売
深部までの観察を実現し、生体内観察や分厚いスライス標本の観察に最適


 オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、走査型多光子レーザ顕微鏡「FV1000-MPE」を10月初旬から発売します。「FV1000-MPE」は2光子励起顕微鏡の原理を採用し、従来の共焦点レーザ顕微鏡では観ることができないサンプル深部までの観察を可能にします。当社は、本システムの販売のみならず、様々なアプリケーションを提供することで、脳神経分野をはじめ、次世代医療に向けた最先端研究へ貢献していきます。

■ 発売の概要
 製品名  走査型多光子レーザ顕微鏡「FV1000-MPE」
 発売日  2006年10月初旬

■ 主な特徴の概要
1. より深部までのイメージングを必要とするin vivo観察に最適 
2. 共焦点観察と同等な光学断層像を取得可能 
3. 焦点面のみの励起により、蛍光褪色を軽減 
4. 長波長レーザでサンプルへのダメージを軽減 

■ 開発の背景
 生命科学の先端研究分野では脳メカニズムの解明、生命現象の解明にとどまらず、疾患の治療に活かすことを目的とした研究が増えつつあります。それに伴いin vivo(生体内)での深部観察の要求が高まっています。「FV1000-MPE」では2光子励起顕微鏡の原理を採用し、従来の共焦点レーザ顕微鏡では観ることのできない深部までの観察を可能にします。これにより、特に脳神経分野へのアプリケーションが広がります。

 これまでもオリンパスは、生細胞を三次元で観察することが可能な共焦点レーザ走査型顕微鏡「FV1000」や、小動物の胃や心臓などを生きたまま観察することができるin vivoレーザ走査型顕微鏡「IV100」、小動物を全体のマクロ観察から細胞レベルの極小部位の観察まで行える生体観察システム「OV100」、個々の細胞の発光量変動を画像とともに捉えることができる発光イメージングシステム「LUMINOVIEW (LV100)」、インキュベーションイメージングシステム「LCV100」などをライフサイエンス分野向けに開発してまいりました。このたび「FV1000-MPE」の発売により、イメージング装置のラインナップを更に拡充します。また、装置の販売のみならず、様々なアプリケーションを提供することで、顧客の多様なニーズへ対応し、次世代医療に向けた最先端研究へ貢献していきます。

*「FV1000-MPE」は「FV1000」などを含む走査型レーザ顕微鏡FLUOVIEWシリーズの多光子励起機種です。

■ 主な特徴の詳細
 ※ 関連資料 参照

■ 「FV1000-MPE」を使った主なアプリケーション
● 脳・神経研究分野
 ・in vivoで数百μmの深部観察に最適
 ・2光子によるイメージングと光刺激との同期化

■ 主な仕様
 ※ 関連資料 参照

 FV1000-MPEは、カール・ツァイス・マイクロイメージング社(ドイツ)とコーネル大学(米国)からの多光子励起法ライセンス許諾に基づき、製品化しました。


※ 本リリースに掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。

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