プロロジス、マルチテナント型の大型物流施設「プロロジスパーク越谷II」を竣工
プロロジス、「プロロジスパーク越谷II」の竣工式を挙行
-次世代ロジスティクスをサポートする埼玉県内初のマルチテナント型プロロジスパーク-
物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社: 東京都港区東新橋)は、2006年8月10日、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク越谷II(ツー)」の竣工式を、越谷流通団地内の同施設内にて執り行った。竣工式には、当施設へ入居する三洋電機ロジスティクス株式会社から松村辰一東日本統括支店支店長代理、岩谷物流株式会社から山崎武徳代表取締役社長をはじめ関係者の方々、当施設の設計・施工を担当する株式会社フジタから小林幹雄常務取締役ほか関係者の方々、また、プロロジスからはプレジデント兼日本共同CEO である山田御酒ほか関係者が参列し、同施設の完成を祝い、今後の事業の発展を祈願した。
「プロロジスパーク越谷II」は、地上5階建て、敷地面積16,052平方メートル、延床面積45,315平方メートルの大型物流センターとして、マルチテナント型の基本設定にビルド・トゥ・スーツ型(一社専用)のコンセプトを取り入れたハイブリッド型設計を行い、入居企業のそれぞれの要望を取り入れた事務所レイアウトやトラックバースデザイン、各社専用で使用できるトラックヤードやエントランスを設置した。また、敷地面積の3面が道路に面している立地特性を生かしながら、最大限の床面積を確保した。
駐車場には緑化駐車場を採用し、法的に必要な緑化面積を確保すると同時に、70台以上の車両が駐車できる広い駐車場を設置、南北2面に計43のバースを装備することにより、搬出入の際のスピードと荷捌き作業の効率性を向上するなど、物流効率を最大限まで高める流通型設計となっている。また、外壁にはサンドイッチパネルを採用することで、サスティナブルで省エネルギー効果の高い優れた断熱性と耐久性、美しい外観を備えると共にメンテナンスフリーを実現した。
当施設は、東京都心から約20キロメートル圏に位置し、同流通団地内のプロロジスパーク越谷から約0.5キロメートル、東京外環自動車道草加インターチェンジより約5.8キロメートルの場所に位置し、JR貨物越谷貨物ターミナル駅や大手路線事業者のトラックターミナルへ至近であることから、リードタイムの短縮、物流コストの削減など、路線を利用する企業をはじめ、モーダルシフトを推進する3PL企業やメーカー各社にとっても最適な物流センターとして機能すると同時に関東圏から東北地域を効率的に幅広くカバーできる国内物流の戦略的拠点として非常に優れた立地メリットを有している。
「プロロジスパーク越谷II」の竣工により、埼玉県内で稼動するプロロジスパークは「プロロジスパーク加須」、「プロロジスパーク三郷」、「プロロジスパーク越谷」、「プロロジスパーク杉戸I」、「プロロジスパーク戸田」、「プロロジスパーク桶川」、「プロロジスパーク春日部」の8棟となり、当社にとって同県内で初めてのマルチテナント型物流施設の完成となる。また、現在、建設を進めている国内初の冷蔵・冷凍設備対応マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク杉戸II」と開発予定のビルド・トゥ・スーツ型物流施設「プロロジスパーク岩槻」を加えると県内で計10棟となる。
プロロジスは、当施設の運営管理を通じて今後、三洋電機ロジスティクス株式会社ならびに岩谷物流株式会社のSCMおよび戦略物流そしてロジスティクスの進化・効率化をサポートし、また、埼玉県そして越谷市ならびに周辺地域の経済活性化に貢献する。
当社は、物流施設の立地選定、開発、設計施工から運営・管理まで、関連業務すべてをワンストップで提供する物流施設(物流倉庫、物流センター)不動産開発会社として、現在、全国で計47のプロロジスパークの運営・管理または開発を進めている。プロロジスは、社会基盤や経済そして人々の生活を支える物流企業や各メーカーの最良のサポーターであるべく、顧客ニーズに応えるため日本全国を網羅する物流施設ネットワークを構築する計画であり、今後も、日本各地の戦略的物流拠点に物流施設を開発・取得する。
■ 「プロロジスパーク越谷II」概要
名称 プロロジスパーク越谷II(ツー)
所在地 埼玉県越谷市流通団地二丁目2番1号
敷地面積 16,052m2 (4,856.98坪)
延床面積 45,314.65m2 (13,708坪)
賃貸面積 43,537m2 (13,169坪)
構造 RC+S造地上5階建
着工時期 2005年10月27日
竣工時期 2006年8月10日
■ プロロジスについて( http://www.prologis.co.jp )
プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター8階 プレジデント兼日本共同CEO:山田御酒、三木真人 世界本社:米コロラド州デンバーNYSE:PLD)は、物流施設を専門に開発・所有・運営する不動産会社として、先進的かつ高品質な物流施設と物流関連サービスを世界各地の主要都市で提供しています。現在、業界のグローバルリーダーとして、北米、欧州、日本、中国、韓国に展開する18ヶ国、81地域を通じ、2,401棟の物流施設を所有・管理または開発しており、その総運営延床面積は3,760万平方メートル(約1,137万坪東京ドーム約804個分)以上にのぼります。プロロジスは、物流施設の開発・運営から世界規模のネットワーク構築に関わる様々な要因を包括的にカバーする独自の「プロロジス・オペレーティング・システム(ProLogis Operating System)」を通じて、世界中どこでも、顧客企業に真のニーズに応えるベスト・ソリューションをワンストップで提供します。
日本国内では現在、プロロジスパーク新木場(東京都江東区)、プロロジスパーク浦安、浦安II、浦安III(千葉県浦安市)、プロロジスパーク新砂(東京都江東区)、プロロジスパーク成田、成田II、成田III(千葉県山武郡芝山町*2006年第3四半期着工予定)、プロロジスパーク辰巳(東京都江東区)、プロロジスパーク東京(東京都大田区)、プロロジスパーク東京II(東京都江東区新砂)、プロロジスパーク大阪(大阪府大阪市住之江区南港南)、大阪II(大阪府大阪市此花区北港*2007年5月竣工予定)、プロロジスパーク舞洲I(大阪府大阪市此花区北港)、舞洲II(大阪府大阪市此花区北港*2007年10月竣工予定)、プロロジスパーク福崎(兵庫県神崎郡福崎町)、プロロジスパーク東海(愛知県東海市)、プロロジスパーク加須(埼玉県加須市)、プロロジスパーク横浜(神奈川県横浜市)、プロロジスパーク三郷(埼玉県三郷市)、プロロジスパーク越谷(埼玉県越谷市)、プロロジスパーク越谷II(埼玉県越谷市*2006年8月竣工予定)、プロロジスパーク習志野、習志野II、習志野III(千葉県習志野市*2006年第3四半期着工予定)、プロロジスパーク八王子(東京都八王子市)、プロロジスパーク三田(兵庫県三田市)、プロロジスパーク船橋、船橋II(千葉県船橋市)、プロロジスパーク杉戸I、杉戸II(埼玉県北葛飾郡杉戸町*2007年1月竣工予定)、プロロジスパーク尼崎(兵庫県尼崎市*2006年12月竣工予定)、プロロジスパーク富谷(宮城県黒川郡富谷町)、プロロジスパーク仙台(宮城県仙台市*2007年1月末竣工予定)、プロロジスパーク春日部(埼玉県春日部市)、プロロジスパークセントレア(愛知県常滑市セントレア*2007年5月竣工予定)、プロロジスパーク枚方I、枚方II(大阪府枚方市)、プロロジスパーク西神(兵庫県神戸市須磨区)、プロロジスパーク早島(岡山県都窪郡早島町)、プロロジスパーク戸田(埼玉県戸田市)、プロロジスパーク小牧(愛知県小牧市*2007年3月着工予定)、プロロジスパーク桶川(埼玉県桶川市)、プロロジスパーク津守(大阪府大阪市西成区)、プロロジスパーク岩槻(埼玉県さいたま市岩槻区*着工未定)、プロロジスパーク鳥栖I(佐賀県鳥栖市*着工2006年内)、鳥栖II(佐賀県鳥栖市*着工2007年内)の計47施設(うち13施設は開発または建設中)を運営し、関連サービスを提供しています。プロロジスについての詳細は、ウェブサイト http://www.prologis.co.jp/ をご参照下さい。
*プロロジスは、「国際物流総合展2006」(当社ブース番号:5-177 開催日:2006年9月12日(火)~15日(金) 会場:東京ビックサイト)に出展いたします。詳しくはホームページ( http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ )をご覧下さい。
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