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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.16.Sun
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2007'01.28.Sun

NTTカードソリューションなど、ICカードと生体認証連動のPCセキュリティシステムを提供

ICカードと生体認証が連動したPCセキュリティシステム
「バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム 『ARCACLAVIS Revo+』」(アルカクラヴィス レボ プラス)の提供開始について


 株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション(代表取締役社長 高野博明、本社:東京都港区、以下NTTカードソリューション)と株式会社ネット・タイム(代表取締役社長 中原精一、本社:東京都新宿区、以下ネット・タイム)は「バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム『指紋認証API for DDS』」※1を「ARCACLAVIS Revo」※2に組込んだ、バイオメトリクス対応のPCセキュリティ製品「ARCACLAVIS Revo+(アルカクラヴィス レボ プラス、以下本製品)」の提供を、平成18年8月11日(金)より開始いたします。
 本製品を導入することで、これまでICカードとパスワードの組合せで本人性の確認をしていたものが、ICカードと生体認証(指紋認証)の組合せで本人性の確認が行えることになり、より強固な認証システムの構築が可能になります。生体情報はICカード上に格納しておくことから、他人に個人の生体情報が管理されているという利用者の不安解消も図られると共に、指紋データを管理しないことから、管理稼動の削減も可能になります。


1.背景
 平成17年4月の個人情報保護法完全施行や、発注元等からの情報セキュリティ強化の要望の高まりから、企業ではISMS※3等のセキュリティポリシー導入が急速に増加しております。特に、現在多くの企業の共通課題となっているのが、個人情報など企業が管理する重要情報の社外流出対策です。重要情報へアクセスできる人物の特定を確実に行い、その人物の本人性を確認する仕組み、すなわち、ICカード認証とバイオメトリクス認証が連携する方式が注目を集めています。
 そこで、昨年9月に提供を開始した、西日本電信電話株式会社(代表取締役社長 森下俊三、本社:大阪府大阪市、以下NTT西日本)とNTTカードソリューションの共同開発による生体認証技術とICカードを組合せた「バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム『指紋認証API for DDS』」を、NTT西日本ならびに株式会社ディー・ディー・エス(代表取締役社長 三吉野健滋、本社:愛知県名古屋市、以下DDS社)の協力により、ICカードなどの認証デバイスを利用したPCセキュリティシステム「ARCACLAVIS Revo」に組込むことにより、製品化することといたしました。

2.概要
 本製品は、ICカード等の認証デバイスを使用し、PCへのログイン認証、データファイルの暗号化等を行うPCセキュリティ商品「ARCACLAVIS Revo」に、「バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム『指紋認証API for DDS』」を組込んだ製品、つまり指紋認証が「+(プラス)」された製品です。

(1)主な機能
 ・ログイン認証とPCロック(LOCK/LOGIN)
  (ICカードと指紋認証の2要素認証)
 ・ファイル暗号化(Encry Pro)
 ・シングルサインオン(AutoLogin)
 ・Notes認証
 ・外部デバイス制御・プリンタ制御
(2)オプション機能
 ・ログ収集
 ・重要ファイルの圧縮暗号

3.特徴
(1)ICカードと指紋認証の2要素認証によるセキュリティ向上
 従来のICカードとパスワードに加え、生体認証を採用することでさらに高いセキュリティを実現します。生体認証を利用されないユーザ(ICカード+パスワード)との併用も可能なため、柔軟なシステム構成が実現できます。
(2)DDS社製指紋認証ユニット「UBF-blue」の採用
 指紋認証分野で著名なDDS社の指紋認証ユニットおよび独自アルゴリズム「周波数解析法」を採用しているため、なりすましに強く、指紋登録拒否が"0%"という他社にはないメリットがあります。
(3)生体情報の管理稼動の削減
 生体情報は各個人に配布されたICカード内に格納されているため、指紋データを格納したデータベースを設置する必要がないので、生体情報の管理稼動を削減することが可能になります。
(4)発行・登録情報の集中管理
 ユーザ毎に各セキュリティ権限の登録情報など、管理サーバで効率的に管理することができます。
(5)管理者権限の分散・委譲
 サブ管理者を複数指定することにより、システム管理者の業務を分散させ、柔軟な運用管理ができます。
(6)1枚のICカードによる複数台のPC管理
 ICカードブリッジ機能を利用することで、1台のPCにリーダライタを接続し、ICカードをセットすることにより2台目以降のPCにはICカード、リーダライタが不要になります。

4.商品構成
(1)ハードウェア
 ・指紋認証センサ UBF-blue(DDS社製)
 ・非接触ICカードリーダ/ライタ
 ・指紋認証用ICカード
(2)ソフトウェア
 ・「ARCACLAVIS Revo+」ユーザライセンス
 ・「ARCACLAVIS Revo+」クライアントライセンス
 ・Revo管理サーバライセンス
 ・指紋登録/削除ツール基本セット(CD-ROM、管理者カード2枚)

5.参考価格
 約580万円(税込み)~
 ユーザ数:100名、クライアント端末数:100台の場合    

※参考表あり

6.提供開始日
 平成18年8月11日(金)

7.各社の役割
(1)NTTカードソリューション
 ・指紋登録/削除ツールの提供
 ・本製品導入におけるコンサルティング、販売
 ・本製品に関わる機器の調達、カード設計・発行業務の実施
 ・本製品の保守
 ・本製品の総販売代理店
(2)ネット・タイム
 ・本製品の提供(指紋登録/削除ツールを除く)

※1 バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム「指紋認証API for DDS」
 バイオメトリクス対応ICカードセキュアシステムは、NTT西日本とNTTカードソリューションが共同開発し、平成17年9月に提供を開始いたしました。ICカード内の様々なアプリケーションへのアクセスに対して、バイオメトリクス認証を用いることで強固な本人特定を可能とした認証システムです。その第一弾としてDDS社の指紋認証装置を採用した「指紋認証API for DDS」のSDK(ソフトウェア開発キット)を、NTTカードソリューションが販売しています。

※2 ARCACLAVIS Revo(アルカクラヴィス レボ)
 ICカードなどの認証デバイスを使用してPCのアクセス制御、データファイルの暗号化などを行うPC向け情報セキュリティツールです。ネット・タイムが、平成17年3月より販売しています。
※3 ISMS(Information Security Management System)
 企業や組織が自身の情報セキュリティを確保・維持するために、ルール(セキュリティポリシー)に基づくセキュリティレベルの確立、導入、運用、レビュー、維持及び改善の実施を継続的に運用する枠組みで、トータルなリスクマネジメント体系のことを指します。


(ご参考)
株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション
 http://www.ntt-card.co.jp/
 ◆代表取締役社長 高野 博明
 ◆事業内容
 (1)プリペイド式電子マネー「NET CASH」の販売・運営
 (2)ICカードを使った入退室管理等セキュリティシステムの企画・開発・販売・運用
 (3)各種カードの制作・発行業務(行政関係ICカード等)
 (4)図書カード・テレホンカード等各種プリペイドカードの製造・加工・販売 等
 ◆資本金  1億円


株式会社ネット・タイム
 http://www.nettime.co.jp/
◆代表取締役社長 中原 精一
◆事業内容
 (1)情報セキュリティシステムに関するコンサルティング及び製品の開発・販売
 (2)ICカードアプリケーションの開発・販売
 (3)モバイルアプリケーションの設計・開発・運用
 (4)オープンネットワークシステムに関する設計・開発 等
◆資本金  2億7855万円




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