アライドテレシス、SOHOや企業IP電話などを想定したPoEスイッチを発売
ファーストイーサネット・インテリジェントPoEスイッチ
CentreCOM FS909M-PS新発売
~欧州の「RoHS指令」に対応~
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、SOHOや企業でのIP電話、無線LANアクセスポイント、Webカメラなどの使用を想定したファーストイーサネット・インテリジェントPoEスイッチ「CentreCOM FS909M-PS」の出荷を8月21日より開始します。
CentreCOM FS909M-PSは、10BASE-T/100BASE-TXポートを8ポートと10/100/1000BASE-Tポートを1ポート装備し、10/100BASE-TX全ポートがIEEE802.3af準拠のPower over Ethernet給電機能に対応したファーストイーサネット・インテリジェントPoEスイッチです。
10/100/1000BASE-TポートはSFPスロットのコンボ(共用)ポートで、オプション(別売)のSFPモジュールの追加により1000BASE-SX/1000BASE-LXポート、長距離対応の1000Mbps光ポート、及び1心双方向の1000Mbps光ポートの実装が可能です。
機能面では、IEEE 802.3af準拠のPower over Ethernet(PoE)機能を搭載し、各PoEポートは接続された受電機器の検出、電力クラスの識別を行い自動的に給電します。10BASE-T/100BASE-TX全ポートでPoE給電機能に対応しており、クラス2受電機器であれば全ポート同時に7.0Wの電源供給が可能です。
また、IEEE 802.1Q準拠タグVLAN、ポートベースVLAN、マルチプルVLANに対応するとともに、IEEE802.1D準拠のスパニングツリープロトコルをサポートしIEEE 802.1w準拠のRapid STPを使用することにより障害復旧も数秒単位で可能とするほか、QoS(IEEE 802.1p/Diffserv)、IEEE 802.1X認証機能、ポートトランキングなど多彩な機能をサポートします。設定については、従来のCLI(Command Line Interface)に加え、日本語Webブラウザー設定に対応しているため、よりユーザーフレンドリーな操作性を実現しています。さらに、通常PoEスイッチは熱が発生しやすいため静音化が難しいとされますが、FS909M-PSはデスクトップでの使用を想定し、静音ファン設計による38dBを達成、当社従来PoE製品に比べ大幅な静音化を実現しました。オプション(別売)の壁設置ブラケットAT-BRKT-J22、マグネットKit XSを使用し壁面に簡単に設置することができ、19インチラックマウントキットAT-RKMT-J05での19インチラックへの取り付けにも対応しています。また、スタンドキット「AT-STND-J01」を使用することで、デスクに省スペースで機器を設置することが可能です。さらに本製品は欧州の環境基準であるRoHS指令に対応しました。RoHS指令とは、欧州で実施される規制で、電気電子製品全般について次の6物質の使用を制限するものです。
*鉛/カドミウム/水銀/六価クロム/PBB(ポリ臭化ビフェニル)/PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)
製品名 CentreCOM FS909M-PS
価格(税別) 99,800円
リリース予定日 8月21日
製品データシート
http://www.allied-telesis.co.jp/products/list/switch/fs900m_ps/catalog.html
製品写真
http://www.allied-telesis.co.jp/library/photo/switch/index.html
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