三菱自、インドに4台目の新型車種「モンテロ」を投入
三菱自動車、インドに新規車種投入
三菱自動車は、2006年8月17日に、インドにおける同社のビジネスパートナーであるHindustan Motors Limited(以下HML社、R. Santhanam社長)にて、『モンテロ』(日本名:『パジェロ』)を新規に投入することを発表しました。『モンテロ』は完成車にて輸入され、HML社の販売網(37店舗)を通じて販売されます。
インドHML社は、1998年より『ランサー』の生産を開始し、現在『ランサー』、『ランサー・セディア』、『パジェロ』を生産・販売しており、今回完成車にて投入する『モンテロ』は、同社の4台目の新型車となります。またこれに続き三菱自動車は、2006年度中に『アウトランダー』などの新型車をインド市場に投入していく予定です。
今後も成長が期待されるBRICs諸国の一つであるインド市場において三菱ブランドの車種拡充を行ない、インド事業の更なる強化を図ります。
< ご参考 > HML社概要
1. 正式名称 : Hindustan Motors Limited (インド大手財閥Birlaグループ傘下企業)
2. 設立 : 1942年
3. 所在地 : 本社所在地インド コルカタ (生産工場:チェンナイ)
4. 経営幹部 : C.K.Birla会長、R.Santhanam社長
5. 従業員数 : 約400名 (三菱自動車部門)
6. 資本金 : 約18億ルピー (約49億円、約2.7円 = 1ルピー)
7. 事業内容 : 自動車の製造及び販売
8. 販売車種 : ランサー、ランサー・セディア、パジェロ
9. 05年度販売台数 : 約2,600台