シチズン時計、高速・高精度加工を実現するチャッカー型NC自動旋盤「HL01」を発売
CNC自動旋盤シンコムシリーズ
新製品「HL01」を発売
シチズン時計株式会社(社長:梅原 誠)の精機事業部は、小型精密CNC自動旋盤シンコムシリーズの新製品として、チャッカー型NC自動旋盤「HL01」を2006年11月1日から発売します。
◆CNC自動旋盤シンコム『HL01』
本体標準価格<ローダー付>:903万円(税込)
発売日:2006年11月1日
月産予定販売台数:20台
* 上記価格は、日本国内販売価格です。
新製品は、超高精度加工をコンセプトに新開発されたチャッカー型NC自動旋盤です。
シンコム独自のリニアモータ制御をはじめ、高応答性・高分解能のリニアスケール搭載など、高速(X・Z軸とも早送り速度30m/min)・高精度(標準でサブミクロン対応)加工を実現しました。
また左右対称構造のベッド設計や機内温度変化を抑える冷却装置の制御により、連続運転においても加工精度を維持しています。
その他、機械上部に設置されたローダー・アンローダー装置には、A4サイズのパレットを2枚搭載することが可能です。
構造面では、リニアモーターの採用やローダー装置を機械上部に設置することで、所有床面積「700mm×1340mm」という省スペースを実現、様々なレイアウトにも柔軟な対応が可能になりました。
従来のチャッカー型旋盤本体と同等の価格でローダー装置まで標準搭載されており、コストパフォーマンスにも優れています。
なお本製品の開発はシチズン時計株式会社の連結子会社シチズンマシナリー株式会社(社長:岩崎 年男)が、製造はシチズンメカトロニクス株式会社(社長:田村 邦彦、本社:埼玉県所沢市、資本金:5000万円)が担当しています。
本製品は、11月1~8日の間、東京ビッグサイトで開催される「第23回日本国際工作機械見本市」に出展します。
■ 主な特長
◆ シンコム独自のリニアモータ制御など、高速(X・Z軸とも早送り速度30m/min)・高精度(標準でサブミクロン対応)加工を実現しました。
◆ 左右対称構造のベッド設計や機内温度変化を抑える冷却装置の制御により、連続運転においても加工精度を維持。
◆ 機械上部に設置されたローダー・アンローダー装置には、A4サイズのパレットを2枚搭載可能。
◆ チャックは3インチのエアーチャックを搭載。
◆ 所有床面積「700mm×1340mm」という省スペース設計。
◆ ローダー装置が標準搭載のため、コストパフォーマンスにも優れています。
■ 主な加工ワーク
自動車関連部品、医療機器関連部品、IT関連部品 その他精密部品
■ 主な仕様
* 関連資料 参照
■ シチズンメカトロニクス株式会社について
シチズンメカトロニクス株式会社は、これまで株式会社シチズン・メカトロニクスとして活動を行ってきましたが、シチズングループ全体における構造改革の一環として、シチズンメカトロニクス株式会社と昨年10月に商号を変更しました。産業用機械とその周辺装置、電装部品、機械装置の開発・製造・販売を主な事業内容としています。
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製品についてのお問い合わせ先
シチズンメカトロニクス株式会社 営業部
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