東急百貨店、お正月向け「おせち料理」の受注会を開始
団塊世代をターゲットに新商品を投入!
東急百貨店のおせち
東急百貨店(本社・渋谷区道玄坂2-24-1、社長・水田寛和)では10月25日(水)から全店にて(吉祥寺店のみ10月26日から)お正月の食卓を彩る『おせち料理』の受注会をスタートします。
おせちのセットは、一昨年、昨年と115%、109%と毎年注文を伸ばしており、成長している市場であることがうかがえます。このような背景には「有職主婦の増加により食事の仕度に時間をかけられない」ことや「核家族化が進み家族が少人数になっているため、人数に合わせたセットの方が無駄になりにくいのでかえって安上りである」などの理由が考えられます。
一方、団塊世代の大量定年退職が予想される2007年問題を控え、ハッピーリタイアに伴う新たな消費行動が注目されていますが、東急百貨店の自社カード会員の買上データを分析すると、おせち料理購入者の団塊世代(55~59歳)が占める割合は約16%(2005年実績、金額ベース)。2003年から13%、15%と伸びており、特に今年は"現役引退を祝って高額商品にシフトしていく"と考えられます。
今年の東急百貨店のおせちは団塊世代をターゲットに、老舗料亭、有名レストランとのコラボレーションにより『ペアお食事券付おせち』を販売します。おせちをお正月に食べるだけでなく、普段足を運ばない料亭やレストランでのお食事をハレの日に楽しんでいただく "モノだけではなくコトも提案する"企画です。
おせちセットの種類も大幅にアップし、昨年に比べ24加えた181と品揃えを強化。<熊魚菴たん熊北店><渡月亭>など新規ブランドも14ブランド投入します。