岩崎電気、ハイブリッド太陽灯「アイバード」の商品ラインナップを拡充
-自然エネルギー商品に新機能を搭載 グッドデザイン賞受賞-
ハイブリッド太陽灯「アイバード」の商品ラインナップを拡充
岩崎電気株式会社(本社:東京都港区芝3-12-4、社長:熊坂 隆雄)は、CO2削減に貢献する省エネ・環境保全商品、ハイブリッド太陽灯「アイバード」に、新機能を搭載、照明器具デザインを一新したアイバード新タイプを開発、10月20日より発売いたします。
これまでのハイブリッド太陽灯は、ソーラーパネル、風力発電機、照明器具を単体で装備した照明システムが主流でしたが、当該「アイバード」は、1基のアイバードでの発電システムにより、2基の照明器具を点灯させることが可能で、連係用ポールライトの照明器具へ電力供給し、最大1日8時間連係点灯を可能にしました。
光源には省エネ効果のある、基板実装形LEDと当社独自の高輝度反射型LEDの2タイプのLEDを採用、また照明器具にはLEDのコンパクト性とデザイン性を生かしたリング形状を採用し、ハイブリッド太陽灯のモニュメント的な要素をシンボリックに演出しています。
当該ハイブリッド太陽灯「アイバード」は、新機能だけなく、新技術によるエコロジーデザインが評価され、2006年度グッドデザイン賞を受賞しました。
用途は、公園・街路灯などの一般的な利用のほか、災害時の避難場所や、避難誘導用の独立電源照明として、また、教育施設での環境教育用の教材、工場・商業施設・公共施設での環境対策の一環としてもご利用いただけます。
弊社は、1998年より自然エネルギーである、風力・太陽光発電の照明システム、「ハイブリッド太陽灯」を販売しており、「アイバード」新シリーズには、これまでのノウハウを生かした、LED照明器具、風力発電機、システムコントローラなど高機能の技術を継承しています。
「アイバード」新デザインシリーズの主な特長
(1)同一デザインの器具を連係点灯
アイバードが照明器具2台分の電力を発電します。アイバードに搭載している照明器具のほかに同じデザインの連係用ポールライトへ電力を供給し、照明器具を1日8時間(満充電時)点灯することが可能です。
(2)デザインされたLED照明器具
2種類のLED(実装型LED:108個、高輝度反射型パワーLED:4個)を組み合わせて採用したリング形照明器具で、白い光の環が浮かび上がるように景観を幻想的に演出します。
(3)高機能
●風力発電機
パワーアシスト機能(※1)や、サイレントブレード(※2)、強風・暴風・騒音対策など、多機能な風力発電機を採用。定格出力400W(風速12.5m/s時)と高出力。
●太陽電池
発電効率の高い「単結晶シリコンモジュール」を採用。
●ポール
耐風速60m/sの強固なポールは、丸形鋼管を採用しデザイン全景を配慮。
●蓄電池(バッテリー)
メンテナンスフリーのシール鉛蓄電池。長寿命のサイクルユース(※3)向けを採用し、期待寿命は7~10年。
●次世代光源として注目度の高いLEDを採用。長寿命(光束半減時40,000時間)・省エネ・コンパクトなど多くの優れた特長を持つLED。当社独自の高輝度反射型パワーLEDにより照度を確保し、実装型LEDを組み合わせてリング形状の照明器具を実現。
●無風時や無日照時にも連続5日間は点灯可能です。(満充電から)
(※1)パワーアシスト機能:無風状態でも毎分6秒間ローターを回転させ、風を捉えるチャンスを増やすことで、発電効率を向上させます。冬季の凍結防止にも役立つ機能です。
(※2)サイレントブレード:独自の表面加工により、風切り音を大幅に抑えたブレードで、静粛運転が可能になりました。
(※3)サイクルユース:バッテリーの充電・放電を繰り返して使用する用途
■商品ラインナップ
※添付資料参照
■販売目標:初年度500台