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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

日本TI、開発期間を短縮するコンプリートなRFトランシーバ・リファレンス・デザインを発表

日本TI、WiMAXアプリケーションの開発期間を短縮するコンプリートなRFトランシーバ・リファレンス・デザインを発表


 日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、WiMAX(*注1 )アプリケーション向けのコンプリートなワイヤレス・シグナル・チェーン・ソリューションのポートフォリオをさらに拡充するRF(高周波)トランシーバ・リファレンス・デザイン3品種『TSW5002』、『TSW5003』、『TSW5005』を発表しました。これらのリファレンス・デザインはIEEE 802.16dまたは.16eの各標準の規定を満たし、基地局、アクセス・ポイント、ワイヤレス・バックホール回線、ポイント・ツー・ポイントのマイクロウェーブ回線、パブリック・セーフティ・バンド、FDD(周波数分割複信)ベースのアプリケーションなど、さまざまなインフラストラクチャ・テクノロジー向けのRFフロントエンドの要件をサポートします。今回発表されたコンプリートなリファレンス・デザインは、プリント基板、デザイン・データベース、回路図、部品表などで構成されており、開発期間を大幅に短縮できます。
 TIのWiMAXソリューションに関する詳細は http://www.ti.com/wimaxwi(英文)から参照できます。

*注1: IEEE 802.16標準規格に基づき、長距離に渡って高いスループットのブロードバンド接続を実現するワイヤレス・テクノロジー

 Axxcelera社のシニア・バイス・プレジデントであるトニー・マスターズ氏(Tony Masters)は次のように述べています。「世界で最も高い専門知識を持つワイヤレス・ソリューション・プロバイダである当社が、この業界におけるリーダーシップを堅持するためには、業界の需要を満たす高性能のWiMAX製品を迅速に開発し発表していくことが必要です。TIのWiMAXリファレンス・デザインによって、当社は高い性能レベルと信頼性を維持しながら、より短い市場投入時間で製品を提供することができます」

 『TSW5002』は、TIの『TRF11xx』チップセットを搭載し、2.5 GHz(ギガヘルツ)帯で動作します。また『TSW5003』は、TIの『TRF12xx』チップセットを搭載し、3.5 GHz帯で動作します。これらのチップセットは、それぞれスーパーヘテロダイン方式の受信回路および送信回路が集積された5個のチップで構成されています。これらのリファレンス・デザインは低いIF周波数(中間周波数)からデータ変換サブシステムへのインターフェイス回路によってFDD、HFDD(半二重FDD)、TDD(時分割複信)の各モードをサポートします。高い柔軟性を持つTIのRFチップセットは、高い感度特性ならびに感度抑圧特性を実現する受信回路を提供すると同時に、高い性能を要求するマスク要求をも満たします。

 『TSW5005』は『TRF2432』および『TRF2436』の2チップ構成のヘテロダイン・トランシーバ・チップセットで構成され、5.6 GHz帯で動作する最も高い集積度のソリューションです。これらのチップセットは4.9 ~5.9 GHzのエアー・インターフェイス周波数帯をサポートするIFおよびRFトランシーバを構成します。『TSW5005』は複素I/QインターフェイスのTDDモードをサポートします。

 今回発表された『TSW5002』、『TSW5003』、『TSW5005』には、各周波数帯においてのリファレンス・デザインが提供されます。また、各チップセットがサポートするさまざまな周波数帯の送受信機能にカスタマイズすることも可能であり、『TSW5002』は2.3~2.7 GHz、『TSW5003』は3.3~3.8 GHz、『TSW5005』は4.9~5.8 GHzの周波数帯で動作します。設計者はこれらのリファレンス・デザインに内蔵されたフィルタの中心周波数を任意の周波数帯に変更するだけで、迅速かつ容易にカスタマイズできます。

 TIのアナログ・ワイヤレス・インフラストラクチャ・プロダクツのマネージャであるデビッド・ブリッグス(David Briggs)は次のように述べています。「TIはWiMAX分野に強く取り組んでおり、永年に渡って業界最高のRFソリューションを開発してきた経験と専門知識によってお客様に利点を提供することで、急速に成長する市場の要求条件を満たす製品をいち早く実現し、市場参入までの時間を短縮します。コンプリートで進歩したTIのRF用リファレンス・デザインは、機器メーカー各社向けに、よりロー・コストかつ全ての機能が試験済で、すぐにWiMAX標準規格に準拠したデザインに組み込めるRFトランシーバを提供します」

 TIはWiMAX市場向けの最先端のアナログ製品のほかに、製品開発期間の短縮に役立つ高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)ならびにWiMAXフォーラムの802.16e Wave 1認証を取得済のソフトウェア・ライブラリも供給しています。TIはWiMAXインフラストラクチャ・アプリケーション向けにコンプリートなシグナル・チェーン・ソリューションを供給している唯一の半導体メーカーです。

価格と供給について
 『TSW5002』、『TSW5003』、『TSW5005』の各RFリファレンス・デザインは2007年第1四半期より受注を開始します。各リファレンス・デザインの参考価格は評価モジュールと同様の499ドルです。

 ハイパフォーマンス・アナログ製品に関する情報は、インターネットでも発信しています。( http://www.tij.co.jp/analog )
※すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。


テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて

 テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称: TI)は、グローバルな半導体企業であり、デジタル家電、ワイヤレス市場などに向けたDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)とアナログICを中核とするトータル・ソリューションを提供しています。そのほか、E&PS(教育関連)事業を展開、世界25ヶ国以上に製造・販売拠点を持っています。

 日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における大手の外資系半導体サプライヤです。資本金は362億5,000万円です。大分県日出、茨城県美浦に生産工場があり、茨城県つくばと神奈川県厚木にテクノロジー・センターがあります。

 TIに関する情報はインターネットでも発信しています。(http://www.tij.co.jp



<読者向けお問い合わせ先>
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社  
プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
URL: http://www.tij.co.jp/pic/

以上



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