日本エフ・セキュア、個人向け最新版「F-Secureインターネットセキュリティ2007」を発売
「F-Secureインターネットセキュリティ2007」を販売開始
- F-Secure DeepGuard(TM)を搭載 -
日本エフ・セキュアは、個人向け高機能セキュリティ製品の新バージョン「F-Secureインターネットセキュリティ2007」を10月30日から販売開始する、と発表しました。
現バージョンの「F-Secureインターネットセキュリティ2006」の機能に加え、新たに未知の脅威に対する保護等の先進的機能を搭載しました。
以下、主な新機能です。
未知の脅威に対する保護機能は、一般にHIPS(Host Based Intrusion Prevention System)と呼ばれています。F-Secure DeepGuard(TM)は、従来の定義ファイルベースのシステムを数種の事前予防技術とシームレスに統合したユニークなHIPSと言えます。F-Secureは、F-Secure DeepGuard(TM)において、システム・モニタリング、サンドボックス、コード・インジェクションのブロック、先進的ヒューリスティック、およびランタイム振舞ブロック等の技術を統合しています。
スパイウェアの検出率と駆除機能を改善するため、もう1つのスパイウェアエンジンを追加しました。また、リアルタイムスキャンや手動スキャンに加え、ターゲットスキャンを含むように統合を強化しています。
青少年を有害なWebサイトの影響から守るため、新たにペアレンタル・コントロール機能を搭載しました。インターネットへのアクセスは、チャイルド(ホワイトリストのサイトのみ)、ティーンエイジャー(コンテンツベースのフィルタリング)、およびペアレント(フルアクセス)という3つのプロファイルが提供され、プロファイル範囲外のアクセスは自動的にブロックされます。タイムロック機能を使用して、保護者が青少年のインターネットの使用時間を決めることもできます。
Webトラフィックは、マルウェアの典型的な侵入経路です。最近では、Webサイトの画像に隠されたマルウェアが登場し、Microsoftアプリケーションの脆弱性を狙うようになってきました。
「F-Secureインターネットセキュリティ2007」は、プロトコルレベルでWebトラフィックをスキャンし、有害なコンテンツをブロックすることができます。
◆「F-Secureインターネットセキュリティ2007」の新機能、改良点◆
・F-Secure DeepGuard(TM)による未知の脅威に対する保護
・スパイウェアスキャンの2エンジン化による検出率、駆除機能強化
・好ましくないWebアクセスを制御するペアレンタル・コントロール
・Webトラフィックのリアルタイムスキャン
・F-Secure BlackLight(TM)によるRootkitマルウェアに対する保護の拡張
・エンジンのアップグレードによるスパム検出とパフォーマンス向上
・Eメールのフィッシング対策
・定義ファイル更新メカニズム改善によるネットワーク帯域の最小化
・システムリソースの使用低減によるパフォーマンス向上
「F-Secureインターネットセキュリティ2006」ユーザは、10月30日以降日本エフ・セキュアのWebページ(http://www.f-secure.co.jp/is/download/)からダウンロードしインストールすることにより、無料で「F-Secureインターネットセキュリティ2007」にアップグレードできます。
また、2007年初めにMicrosoft Vistaをサポートするバージョンへのアップグレードを無料で提供します。
「F-Secureインターネットセキュリティ2007」の希望小売価格は、ダウンロード版5,775円、インストールCD付のパッケージ版6,720円で、1ライセンスで3台のPCまでインストールすることができます。また、従来の日本向けムーミンGUI版に加えて、F-Secure標準GUI版を提供しユーザによる選択の幅を広げています。
「F-Secureインターネットセキュリティ2007」は、10月30日以降日本エフ・セキュアのWebページ(http://www.f-secure.co.jp/is/purchase/)に掲載される各社からダウンロード版、およびパッケージ版を購入することができます。また、パッケージ版については一般の小売店からも注文により購入することができます。