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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.28.Thu
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2007'04.17.Tue

カネコ種苗、住友化学と被覆配合肥料の共同開発で合意

住友化学との被覆配合肥料の共同開発に関するお知らせ


 当社と住友化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米倉弘昌)は、下記の通り、野菜等への被覆配合肥料を共同開発することに合意致しましたのでお知らせいたします。



1.共同開発の目的
 現在、日本国内の肥料事業環境は市場が成熟する中で競争が激しさを増し、また農家は高齢化と共に大規模化が進みつつあることから、農家へのきめ細かなサービスはますます強く望まれております。特に野菜などは、多種多様な作物・品種・栽培条件があるため、農家の肥料に対する要望も多岐にわたっております。一方、被覆肥料は従来の肥料に比べ肥料利用効率が高く、環境にやさしく、施肥作業を省力化できることから、今後も需要の増加が見込まれております。
 このような状況のなか、当社と住友化学株式会社は上記ニーズに応えるため、各種野菜等作物の作型と品種特性に合致した被覆配合肥料の開発を図る目的で、両社の種苗開発・栽培技術と作物専用肥料開発技術の分野で協力を図ることで合意致しました。

2.共同開発の内容と今後の見通し
 住友化学株式会社は被覆肥料などの高機能性肥料を中心とする肥料事業を展開しており、この被覆肥料を各種作物専用に配合を行い、共同開発のベースとなる被覆配合肥料を当社に提供いたします。そして当社では野菜・花などの種苗開発のノウハウを活用して、そのベースとなる被覆配合肥料の性能評価を行い、それぞれの品種に適合した被覆配合肥料の改良を行います。
 今後、作物の特性や栽培条件をより的確に反映した被覆配合肥料を共同開発し、農産物生産の安定化と省力化という農家のニーズに応えることができるものと考えております。
 今後1~2年の評価を行ったのち、開発した新しい肥料は当社のブランドで全国販売を行い、今後拡大の見込まれる野菜用被覆配合肥料のマーケットを手始めに、新しい提案を行ってゆく方針であります。

3.業績への影響
 共同開発の合意に伴う業績予想の修正はありません。

4.共同開発相手先の概要
 社 名:住友化学株式会社(東証・大証1部)
 本 社:東京都中央区新川二丁目27番1号
 代表者:代表取締役社長 社長執行役員 米倉 弘昌
 設 立:1925年6月
 資本金:89,699百万円


以上

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