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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.28.Thu
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2007'04.17.Tue

イグス、850℃の熱い切粉も寄せ付けないチューブタイプのケーブル保護管を発売

850℃の熱い切粉も寄せ付けない!
新登場:耐高温切粉用ケーブル保護管 エナジーチューブHT


 イグス株式会社(東京都墨田区)は、一般産業用機械の"命綱"として、ケーブル・ホース類を保護し電力・動力・データの供給を安全・確実にする樹脂製ケーブル保護管エナジーチェーンの新ラインアップとして、850℃もの高温切粉もはじき返す新素材を用いたチューブタイプのケーブル保護管を新発売いたします。

ケーブル保護管表面で熱い切粉が跳ね返る

 火花片や切粉の温度やサイズ・数量にもよりますが、非常に高温の切粉が飛び交う厳しい環境下で使用される樹脂製ケーブル保護管には、焼跡や溶解の跡が残ることがあります。熱可塑性樹脂では最悪の場合、熱い切粉によって穴が開き、中に敷設されているケーブルが著しく損耗しシステム全体が停止する事態となることもありました。製造工程での鋳造部門や製鉄所、工作機械など、火花片や溶解片が飛沫する現場で特に起きる現象で、ダウンタイム削減のためにも解決策が待たれる問題でありました。

 そこでイグスでは、ケーブル保護管「エナジーチェーン」の開発者とエンジニアリングプラスチックの研究者を中心に、最高850℃までの使用耐熱温度を持つ「イグミッドHT」という新樹脂素材を開発、熱い切粉を跳ね返す樹脂製ケーブル保護管「エナジーチューブHT」の製造に成功しました。

 イグミッドHTは、イグス本社(ドイツ・ケルン)の評価試験場での厳しい数多くのテストに合格し、既存のエンジニアリングプラスチックを卓越した試験結果を残しています。イグスでは、エナジーチェーンE2シリーズとE4シリーズのチューブタイプで、この新素材を用いたエナジーチューブHTを製品展開いたします。フルカバータイプのエナジーチューブは、その形状から切粉・切削屑・塵埃・火花片の防御に優れており、カバーの取り外し・ヒンジ開閉が可能なためメンテナンスの観点からも工夫がなされています。また、エナジーチューブ内を仕切る仕切板やケーブルクランプ、走行をサポートするガイドチャンネルや取付ブラケットなどアクセサリも各種ご用意しております。
 このエナジーチューブHTにイグスがお客様の仕様に合わせケーブルやプラグ、コネクタ等をハーネスし、現場ですぐに取付けられる「ReadyChain(R)レディーチェーン」の形態で納品することも、ご要望により対応可能です。


●添付写真:PM1806-1
 エナジーチューブHT:850℃の熱い切粉を跳ね返す新素材イグミッドHTを使用し、エナジーチェーンE2シリーズとE4シリーズのチューブタイプで製品展開を開始。

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