ウルシステムズとサイベース、流通業界向け次世代XML-EDI分野で協業
ウルシステムズとサイベース、流通業界向け次世代XML-EDI分野で協業
~「UMLaut/J-XMLTM」をサイベース製品と合わせて広く展開~
ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ)とサイベース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:早川 典之、以下 サイベース)はこのたび、日本の流通業における次世代XML-EDI分野で協業し、市場開拓を推進していくことを発表します。
現在、日本の流通業界では合同で次世代 XML-EDI 標準の整備が進められており、インターネットをベースとした新しい電子受発注の仕組みを導入したいというニーズが高まっています。一方、次世代XML-EDIの普及には、流通業界で多数を占める中堅・中小の小売業・卸売業および取引先の企業にどれだけ浸透できるかが重要です。しかし、導入を検討しているお客様側では、データベースに代表されるソフトウェアのコスト高、システム設定の煩雑さ、高い信頼性と運用性の確保等が課題となっていました。
そこで、ウルシステムズは「UMLaut(ウムラウト)/J-XMLTM」(注1)オールインワン製品の中小規模システム向けデータベースとしてサイベースの「Sybase(R) Adaptive Server(R) Enterprise 15(以下、Sybase ASE)」(注2)を採用しました。これは、Sybase ASEのコストパフォーマンスと実績、及びデータベースの組み込み利用に対するサイベースの柔軟性をウルシステムズが高く評価した結果によるものです。両製品を組み合わせることで、お客様は安価で高信頼なXML-EDIシステムを早期に利用することができるようになります。
さらに今後両社は、共同で次世代XML-EDI市場の開拓・啓蒙活動を行ってまいります。マーケティングや営業面で協力することにより、国内流通業における次世代XML-EDIの早期普及を推進していきます。
(注1)「UMLaut(ウムラウト)/J-XMLTM」
ウルシステムズが開発した、流通業向け次世代電子商取引を実現するソフトウェアです。従来のJCA手順に代わり、インターネットを活用して高速かつ安価な企業間取引を実現する次世代の受発注ビジネスソリューションです。
<製品の特長>
・ 次世代XML-EDI標準に対応。
・ 日本の流通業の多様な業務フローを網羅しているため、取引先ごとに個別システムを構築する手間や開発コストを抑えることが可能。
・ 電子受発注、特売企画や在庫など、豊富な情報をリアルタイムに交換することが可能。
・ 生産・卸・物流・小売とそれぞれの間でこれまで途切れていた情報がつながるだけでなく、ICタグを用いたトレーサビリティなどを可能にするビジネス基盤を提供。
(注2)「Sybase ASE」
コスト効率に優れた、ビジネスクリティカルなシステム向けデータベース管理プラットフォームです。最新版のSybase ASE 15では、膨大なデータベースと大量のトランザクションへのニーズに対応しながら、データベース管理システムのコストを軽減し、IT管理者に運用上のメリットをもたらします。
※ UMLaut及びJ-XMLはウルシステムズ株式会社の登録商標または商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
※ Sybase、Sybase のロゴ、および製品は、米国法人 Sybase, Inc. または日本における登録商標です。
■ 会社概要
ウルシステムズ株式会社
2000年7月に設立した"戦略的ITコンサルティング"カンパニー。ビジネスとITのギャップを埋めるITコンサルティングサービスと、ビジネス革新を支えるソフトウェア開発・販売事業を展開しています。企業の「戦略的IT投資領域」に特化。高い技術力と知的資産を武器に、中立独立の立場でCIO支援などユーザ企業のIT力を強くするコンサルティングを行うことを特徴としています。流通業・製造業・情報サービス業を中心に、優良企業に対する数多くの実績があります。http://www.ulsystems.co.jp/
サイベース株式会社について
サイベース株式会社は、米国サイベース社の日本法人として1991年に東京に設立されました。米国サイベース社の製品 / サービスを中心とする開発、販売、保守サービスの提供およびコンサルティング業務を主な事業内容としています。http://www.sybase.jp
特記事項
このリリースに記載された、Sybase, Inc の将来の成長、見通し、新製品のリリースに関する記述は、様々な不確実性やリスクを含む将来予測の見解です。
文中で使用されている Sybase および同社の経営に関連する「anticipate (見込み)」、「believe (思う)」、「estimate (予測)」、「expect (期待)」、「intend (意図)」、「will (予定)」、および同様の表現は、将来の予測を示すものです。このような発表は、将来の出来事に関する Sybase の現在の見解を反映することを意図するもので、結果的に不適当または不正確であると判明する場合もあります。このように、実際の出来事や結果に実質的に影響を及ぼす要因としては、顧客需要の変化、急激な技術進歩、競争要因、製品発売予定の遅延などがあります。これらの要因やその他の要因については、当社が米国SECに提出している Form 10-K に基づく年次報告書、または Form 10-Q に基づく四半期報告書に記載されていますが、これに限定されるものではありません (Sybaseウェブサイトでもご覧いただけます)。
以上