新日鉄、新日化の君津コークス事業を分社型吸収分割で統合
新日鐵化学君津コークス事業の新日本製鐵への統合について
新日本製鐵株式会社(社長:三村明夫、以下「新日鉄」)と新日鐵化学株式会社(社長:兵頭義雄、新日鐵の完全子会社、以下「新日化」)は、新日化の君津コークス事業部の事業(以下「君津コークス事業」)を、分社型吸収分割により、新日鉄に統合することについて、この度基本合意に到りましたので、下記の通りお知らせ致します。
-記-
1. 統合の目的
新日化の君津コークス事業は、昭和43年10月の操業開始以来、新日化の事業として操業して参りましたが、製銑工程の一体操業による、一層の効率性向上を狙いとして、新日鉄へ分割承継することと致しました。
新日鉄グループは、昨年発表した「平成20 年度中期連結経営計画」において、連結経営推進体制の整備・強化策を通じて、各事業セグメントの競争力再構築による利益成長を目指すことと致しておりますが、今回の施策はその具体策の一つであります。
2. 統合対象事業
新日化の君津コークス事業の全て(含む、鋳物コークス製造販売)を対象といたしますが、化成品(硫安)の販売事業は引き続き新日化が行います。
3. 統合予定期日:平成19年7月1日
4. 統合方式
分社型吸収分割により、新日化から新日鉄に承継致します。
5. 君津コークス事業の概要
工場所在地: 千葉県君津市君津1番地
生産量 : 高炉用コークス約400万トン、鋳物用コークス約12万トン他
売上高 : 約650億円
従業員 : 約300名
以上