アルバ、次期FOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」で相互接続性向上につながる機能など追加
アルバワイヤレスネットワークスの無線LANモビリティ・システムは、NTTドコモの次期FOMA(R)/無線LANデュアル端末「N902iL」に対し相互接続性向上につながる各種機能対応
アルバワイヤレスネットワークス(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本オフィス:東京都港区、代表取締役社長:杉本隆英 (以下アルバ)は、次期FOMA/無線LANデュアル端末FOMA「N902iL」に対して、相互接続性検証に取り組み、音声機能の飛躍的改善につながる各種機能の追加・対応を行っていることを発表した。
モバイルセントレックス市場の急速な発展が期待される現在、無線LAN機器と端末の相互接続性を高めることで、お客様がワイヤレスIP電話システムを導入しやすい環境を整えるとともに、情報端末としても各種アプリケーションとともに利便性の高い効果的な環境を整えていくため、アルバは、次期FOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」やモバイルセントレックスサービスに対するアルバ無線LANモビリティ・システムの新機能として以下機能を追加しました。
・WMM, TSpec, U-APSDをサポート
- クライアントと統合的に動作するQoS & CAC機能により、より良い音声品質を提供可能となります。
- 新標準U-APSDによるパワーセーブ機能により、端末バッテリーの長時間稼動を可能とします。
・Aruba独自機能による端末バッテリーの長時間稼動向け機能を拡張
- 無線環境のブロードキャスト/マルチキャスト・パケットを排除
- ARPのユニキャスト化
・IPセントレックス・サービス向けにCAC機能を拡張
- 通話数のハードリミットを追加し、音声品質を保証可能とします。
- ローミング端末向けに別途帯域を確保することが可能です。
尚WMM, TSpec, U-APSDは、ArubaOS 3.0にてサポートしていきます。他の機能は2.5.4.0(10/17出荷)にてサポート済みです。
尚、本発表にあたり、株式会社NTTドコモ ソリューションビジネス部長 澤田 寛氏より以下のとおり賛同コメントを頂いております。
NTTドコモ法人営業部門は、アルバワイヤレスネットワークスの提供する無線LANモビリティ・システムの「N902iL」対応を歓迎いたします。アルバワイヤレスネットワークスの無線LANモビリティ・システムは既存の有線LAN環境との整合性に優れ、セキュアな無線LAN環境を実現する無線LANシステムです。また無線IP電話の最適化に優れており、「N900iL」においてもNTTコミュニケーションズ(株)やユニアデックス(株)の提供するサービスやシステムに採用され、数多くの導入実績がございます。NTTドコモは、アルバワイヤレスネットワークスをはじめ各社の協力をもって、今後もIPテレフォニー『PASSAGE DUPLE(R)(パッセージ・デュプレ)』を展開してまいります。
【 Aruba Wirless Networks, Inc.について 】
Aruba Wireless Networks, Inc.は、モビリティ、セキュリティ、集中管理というITマネージャの上位3つの関心事を解決するモバイルエッジソリューションおよび画期的な新型のネットワークアーキテクチャを開発・製造・提供している、現在急成長中のエンタープライズインフラストラクチャ企業です。モバイルエッジにより、企業のネットワークの範囲を拡大、情報や音声サービスへのセキュアなアクセスをユーザが必要とする場所に提供し、大幅な経済的利益の向上を実現しています。昨今では音声とデータの混在ネットワークの導入として国内最大級の導入も実現し、豊富な実績と画期的なアーキテクチャおよびソリューションにより次世代のモビリティ時代を築きつつあります。モビリティを提供するために、アルバでは固定・モジュラー式のモビリティ・コントローラー、無線・有線アクセスポイント、高機能モビリティ・ソフトウェアセットなどの全製品を製造・販売しています。 株式非公開で、カリフォルニアのサニーベールに本拠を構えるアルバは、アメリカ、中東、ヨーロッパ、アジア太平洋および日本でビジネスを展開しております。詳しくは、アルバのサイト http://www.arubanetworks.co.jp または http://www.arubanetworks.com にアクセスしてください。
以上
・「FOMA/フォーマ」、「PASSAGE DUPLE」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
その他すべての商標、商標登録は各所有者の所有物です。