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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.27.Wed
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2007'04.24.Tue

ガートナー ジャパン、「日本のビジネスマンにおけるITを利用したワークスタイル」の調査結果を発表

ガートナー ジャパン発表
Web検索情報が新聞・書籍・雑誌等を上回る
ビジネスマンの情報源


 ガートナー ジャパン株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:日高信彦)のリサーチ部門は、日本のビジネスマンにおけるITを利用したワークスタイルに関する調査結果を発表いたしました。
 これによりますと、ビジネスマンが利用する情報源のうち、「検索エンジンで入手するWeb情報」が「新聞・書籍・雑誌」といった既存のメディアを上回りました。これは、ビジネスマンの知的ワークスタイルがインターネットの影響を受けて大変革を遂げていることを示すものです。Web2.0などの潮流にあるインターネットは、今後さらに進化し、より使いやすく、より新しい価値を提供するようになるため、インターネットへの依存度はますます高まる傾向にある、とガートナーは考えています。またその一方で、検索エンジンからの膨大な情報の分析、情報発信元の信用度についての判断、優先順位の策定など、個人のインターネット・スキルも重要となってくるでしょう。

■「検索で得られるWeb情報」が情報源の第1位に
 ビジネスマンが仕事で利用する情報源で、「検索サイトを介して入手できる情報」すなわち「Web検索情報」の利用度が、「新聞・書籍・雑誌」といった「リアル」の既存メディアを抜いて第1位になりました(下図)。第2位との差はわずかであったことから、両者が逆転したのは比較的最近のことと推定できます。長い間、ビジネスマンの情報源としての中心的な存在は紙媒体でしたが、現在はインターネットがこれを上回っており、世界中でこのような現象が起こっているものと考えられます。これはインターネットがもたらした歴史的変革の1つといえるかもしれません。
 この傾向は年齢が低いほど高くなっており、世代交代が進むにつれてますます高まるものと考えられます。
 今回の調査で、情報源として第8位に「検索サイトでのみ提供されている情報」がありましたが、これは主にポータル・サイトを指すとみられます。かつて固定的なポータル・サイトでどれだけ情報が提供できるかで集客を競った時代がありましたが、こうしたポータル・サイトがビジネスマンの情報源としてあまり重要でなくなっていることを改めて示唆しています。同時にこれは、「検索エンジン」がますます重要な存在になりつつあることを示すとともに、ビジネス情報が「リアル」からWeb、有料から無料(あるいは極めて低料金)への流れが加速しているという点で重要な変革とみられます。
 
■変わる知的労働者のワークスタイル
 最近では、辞書出版社が「リアル」(書籍辞書)とWeb版の辞書の同時提供を行うと発表しましたが、これはWebがますます無視できない存在となり、「リアル」なメディアもWebとの連携が不可欠になってきたことを示しています。とはいえ「講演会、セミナー」といったライブなリアル・メディアも第4位に位置しており、実際に足を運んで入手する情報は依然として重要であることに変わりありません。「ブログ」は3%とまだまだ少ないですが、Webで検索してブログから情報を収集するケースも増えてきており、特に最近では、検索でヒットするブログや、重要な情報を提供するブログも多くなってきていることから、実際にはこれよりもはるかに多いと思われます。いずれにしても、ビジネスマンにとってWeb、とりわけ検索エンジンは極めて重要なものになりつつあり、知的労働者のワークスタイルが着実に変化したことを示しています。

 図 ビジネスマンの情報源
 ※添付資料を参照

調査はガートナーの保有するビジネスマンの固定パネル約2,000人を対象としたWebアンケート方式。有効回答数は567。

 本リリースに関する詳しい調査内容は「2006年ITデマンド・パーソナル調査報告#25」でご覧いただけます。http://www.gartner.co.jp/research/itdemand/personal/

 また、本年11月29日から12月1日までの3日間開催される、ITに携わるすべての人を対象とした最大級のイベント「Gartner Symposium/ITxpo 2006」(ホテル グランパシフィック メリディアン)においても、企業内で重要性を増しているWebからの情報活用の今後について、セッションを設けております。
(※詳細については、http://www.e-gartner.jp/symposium2006/をご参照ください)


<ガートナー社の概要>
 1979年に創設されたガートナーは、米国コネチカット州スタンフォードに本拠地を置く業界最大規模のITアドバイザリ企業です。世界に75の拠点を持ち、1,200人以上のリサーチ・アナリストおよびコンサルタントを含む3,700人以上のアソシエイツで構成されています。
 ガートナーのサービスは、ITプロフェッショナル向けのメンバーシップ制リサーチ・アドバイザリ・サービス、世界規模で開催されるイベント、CIO(最高情報責任者)や情報担当者に特化したエグゼクティブ プログラム、そして各顧客向けにカスタマイズされた高度なコンサルティングで構成されており、企業と政府系機関のCIOおよび上級IT幹部を含む1万社以上の顧客に提供されています。
 ガートナーは、お客様が日々直面する問題に対して正しい決断を下せるよう、テクノロジ面からの知見をご提供いたします。
 詳細については下記Webサイトでご覧いただけます。
 http://www.gartner.co.jp
 http://www.gartner.com

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